6月20日 自然のみかた研究会で、久々に和泉葛城山に行ってきました。以前梅雨の雨の中、谷筋でたくさんのヒキガエル、大きなミミズに出会えたことがあり、それを期待したのですが、今回は天気に恵まれ?、ヒキガエルたちには出会えませんでした。そのかわり、この時期らしい自然の姿を観察しました。
スタートは塔原。途中蕎原との分かれ道を経由。そこからブナ林への入口まで。
カクミノスノキ果実 甘酸っぱくておいしい。
テイカカズラの花 傘がひらくようにつぼみが開いて花が咲きます。
アワフキムシのアワ たくさん地面についています。地面につくものと枝につくものは別種なんでしょうか?
林道からブナ林への分かれ道でホタルブクロを見ました。これを見ると夏が来たという感じがします。
ホタルブクロの中のめしべが開いたものと開いていないものが見られます。
ここからブナ林のゾーンです。
アカショウマと思いますが、まだつぼみです。近くにはイチヤクソウもありましたが、こちらもつぼみでした。
オバボタル?光らないホタルです。
オカタツナミソウ 里山でよく見ます。
道周辺のようす 気持ちいい林の中の道です。
ブナの実がありました。
頂上の神社参道石段です。
頂上の茶店は数年前に廃業しました。
ササユリ この時期の花の代表ですね。
スイカズラ
オカトラノオ 花はこれからです。
クリの花に来るクロハナムグリ いろんな虫が来ています。
ウツボグサ
ヤスデ?
この白いのはカビ?と思いましたが、リンゴコフキハムシのようです。羽化直後は白い粉で覆われていますが、しだいにはがれてくるとのことです。
山頂からは蕎原に下ります。途中見た立派なブナ。大きな木には枯れたものがありますが、枯れた木にも自然の中での存在意義があります。そのようすを観察したいですね。
ヤドリギの種と思われるもの。
ハシカケの滝 山頂からこのあたりまでが、一番楽しいところ。以前この間でたくさんのヒキガエルを見ました。
蕎原へ出るまでの林道沿いには川岸ではないですが、たくさんのイワタバコがついています。よほど湿気が多いのでしょう。
蕎原までおりました。アカタテハの幼虫が羽化をひかえて葉を巻く作業をしていました。
蕎原の田んぼにアオサギが群れていました。
蕎原から水間までのバスは新しい運行システムにかわっていました。以前は松葉温泉などを経由する川沿いの道でしたが、今回は少年自然の家や秬谷、農園たわわなどを経由する大回りのコースで水間まで行きました。
全体に春の花が終わって実をつけ、夏の花は咲いているものもありますが、多くはこれからという感じでした。
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