土曜日26日はずっとかかわっているユニトピアささやまの棚田里山再生活動の日でした。
先日にじゅうまるプロジェクトの登録申請が受理され、新しい出発の日になりました。
今回は田植えに向けて田んぼへの通水作業などがおこなわれました。
田んぼの小さくなった水たまりには黒いオタマジャクシが群れていましたが、水がはられたことで少し落ち着いたことでしょう。このオタマジャクシは時期的にアカガエルではないかと思います。2か月前には水路の中にヒキガエルの卵がありましたが、その後は追跡できていません。
水の入っていない田んぼにはコツバメが来ました。スプリングエフェメラルのこのチョウはギフチョウが出るサインともいわれますが、ここではギフチョウは確認されていません。
今回の大きな発見はシオヤトンボの羽化直後の個体を確認したことです。飛んでいるシオヤトンボは何回も見ていますが、羽化直後の個体がみつかったことで、ここの田んぼ湿地で産卵・ヤゴ生活が行われたことが確認されたと考えています。
ほかホソミオツネントンボも確認しました。初確認です。
川沿いではムラサキケマンが開花していました。また、花は終わっていましたがショウジョウバカマもありました。これらも初確認です。また、棚田の斜面ではキランソウが増えていました。こうした草花が増えたのは伐採や草刈りの影響のように思います。