かつて、ユースホステルとして泊まりました。
拝観時間が過ぎ一般の方が去った後のんびりとお庭を散歩させていただきました。
住職の奥様から息子さんがアメリカに居て郵便を出したいのでと封筒の宛名書きを頼まれました。
折角なので10枚ほど書いて差し上げたらとても喜ばれたのを思い出しました、懐かしい
京都・智積院の名宝展
サントリー美術館で開催されています。
本展の見どころは何と言っても長谷川等伯親子による障壁画。
秀吉が夭逝した長男鶴松の菩提を弔うために建立した祥雲寺から智積院が引き継いだもの。
この作品は、全体にしっとりとしており、秀吉が亡き息子を想う心情を反映してか穏やかなものになっています。秀吉はこの襖絵に囲まれた部屋でしみじみと悲しみに暮れたのでしょうね。楓図:長谷川等伯
桜図:長谷川久蔵
当時の秀吉は豪快な作風の狩野永
徳を好んでいたようですが、さすがに菩提を弔うには等伯を選んだのでしょうね。
参考までに 唐獅子図:狩野永徳
会期は2023年1月22日(日)
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2022_5/
創建55年の国立劇場も老朽化で、建て替えのため今年度限りのさよなら公演
第1部、第2部は「碁太平記白石噺」
南北朝時代のの楠木正成亡きあと、江戸時代初期の由比正雪が登場するもの。
第1部では田植の段、逆井村の段。ストーリーが淡々と進むが華やかさはない。
その為か客席の入りは火曜日の朝一と言うこともあり2~3割程度で寂しい。
第2部は浅草雷門の段、新吉原揚場の段。こちらはぐっと艶やかな舞台。
第3部は「奥州安達原」
奥州での安倍一族の反乱を源氏の八幡太郎義家が平定した「前九年の役」に拠るもの。
朱雀堤の段、敷妙使者の段、矢の根の段、袖萩祭文の段、貞任物語の段、道行千里の岩田帯の段。
特に見どころは貞任物語の段。源義家と、桂中納言則氏(実は安倍貞任)、外ヶ浜南兵衛(実は安倍宗任)との場面。第3部のまさにクライマックス。
貞任の妻の袖萩が三味線を弾くが、人間国宝の鶴沢清治の三味線と息がぴったり。人間国宝の人形遣いの桐竹勘十郎とのガチが凄い。
桐竹勘十郎は「阿古屋」でも琴、三味線、胡弓を人形で演奏するが、やはりさすが。
それを上回る凄味を見せたのが、吉田玉男の遣う貞任。最後の「決め」のあの大迫力。これは「奥州安達ヶ原」を象徴する名演技でその醍醐味に満場の拍手で段切れとなった。
楽屋訪問の時、舞台裏やバックヤードをご案内して下さる吉田玉佳さんが源義家を遣っていました。義家のキャラを表すように凛としていながら心の篤さがにじみ出ている素晴らしいものでした。
余談ながら、今まで太夫の切り場語りは人間国宝の豊竹咲太夫だけだったが、今回から竹本千歳太夫、豊竹呂太夫、竹本錣太夫が加わった。
公演詳細は
https://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/2022/bunraku_9.html
碁太平記の見どころ・あらすじ
田植の段、逆井村の段
https://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/2022/bunraku_9.html
浅草雷門の段、新吉原揚場の段
https://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/2022/bunraku_9.html
奥州安達ヶ原の見どころ・あらすじ
https://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/2022/bunraku_9.html
鎌倉能舞台の「能を知る会 横浜公演」
お招きをいただき家内とお邪魔しました。
家内は能は眠くなってしまうと言うことでついぞ一緒したことはなかったのですが、今回は貫太さんのお孫さんの初舞台と言うことで、我が家の孫を思い浮かべながら眠ることなくの鑑賞。
狂言は野村萬斎さんの「名取川」
能は中森貫太さんの「隅田川」
能では親子生き別れでも最後は巡り敢えてハッピーエンドになる曲が多いのですが、この「隅田川」だけは、母子は生きては会えなかったとても悲しい曲。
その子供役に貫太さんのお孫さんが初舞台として登場。
開演前の貫太さんの小方(こがた)解説では、お孫ちゃんがなかなか機嫌が難しく果たして舞台に登場できるかとのこと。
舞台も進み、子供が弔われた塚の中に小方が登場。
本来は涙無くしては見れない曲なのですが、一生懸命台詞を言い、演技をしている姿に客席一同ハラハラドキドキし、舞台と客席が一体となりました。
お孫ちゃんは自分の役目が全て終わったあと塚の中で、「もう終わったの?」とつぶやいているのが聞こえ、客席一同ほっと安堵のため息に包まれました。
初舞台お疲れ様でした、中森家の皆さんおめでとうございます🌸
サザエさんには父:浪平、母:ふね、弟:カツオ、妹:わかめ、夫:マスオ、息子:たら。
彼らはいつも姿が見えますが、でも本当はさらにもう一人いるんです。
その姿は見えませんが、いつもサザエさん一家を優しく包んでくれる。
誰だと思いますか・・・・・
それは、「香り」ちゃんです、そう、磯野香(かおり)
「磯野家」には欠かせませんね(笑)
誰にも見えないので長谷川町子さんも登場させるのに迷ったことと思います。
卓球の伊藤美誠のガッツポーズと鳥獣人物戯画のうさぎのガッツポーズ、似ていませんか!!!
鳥獣人物戯画の方は上下反転させたもの。
そうやって見ると、やはりカエルがうさぎを投げ飛ばしたのではなく、
うさぎがかえる達を投げ飛ばしてのガッツポーズであることが明白!!!
部屋を整理していたら、三和銀行のかなり初期の貯金箱が出てきた。
三和銀行のマークを模したものでプラスチック製。
ネットで検索するもヒットしなかった。
甲巻の兎と蛙との相撲など楽しいシーン
これを上下180度反転させてみると・・・
現在東京国立博物館で開催中の特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」ですが、
拙ブログに2007年12月10日投稿しましたものをちょっと参考までに。
https://blog.goo.ne.jp/.../03f8a7fed45c710d5001bc615f4e1238
🐰 🐸 🐰 🐸 🐰 🐸 🐰 🐸
甲巻ですが、兎と蛙との相撲など楽しいシーンばかりで、臨場感に溢れていますよね。
そこで皆さんもよく御存知の、蛙が兎を投げ飛ばして、意気軒昂としている場面がありますが、これって・・・
そうです、この場面を上下逆さまにして見ると・・・
あれれ、兎が蛙たちを、八方無尽に投げ飛ばし、あまりの痛快さに、腹を抱えて大笑いしているではありませんか。
そして兎の足元には、投げ飛ばされて口から吐息を吐いている蛙が横たわっているではありませんか・・・
こんな解釈間違っていますか・・・?
でもそんな解釈も笑って許されるのが、この『鳥獣人物戯画』の好い所ではないでしょうか(笑)
鳥羽僧正と一緒に遊びませんか、お試しあれ♪ d(⌒o⌒)b♪
高山寺のHP
https://kosanji.com/chojujinbutsugiga/
スヌーピーの貯蓄バンクカード 旧三和銀行
机の中を整理していたら、発見。
通帳は見当たらないので解約してしまったよう。
デザインはシュローダーが例によって卓上ピアノを弾いている楽しいもの♪♪♪
珍しいと思って買いたいとは思っていたのですが、ワインアカデミーが始まる頃ではショップでは売り切れている。
そこで先日はやや早めに出向くと最後の1個をゲット。
お味はというとシャンパーニュに生地のスポンジがどっぷり浸かっていたようで、この上なくしっとりとした味。
口の中に入れると一瞬でとろけてしまいそう。口の中にはケーキの甘さとシャンパーニュの残り香が。実に美味しゅうございました。でも家内に言わせると値段も贅沢だと。
知り合いの小鶴幸一画伯が自分の作風に合わせ作った「アマビエ」のお札。
「AMABIE」のBをコロナに打ち勝つ勝利のVにして「AMAVIE」だそうです。
A・MA・VIはそのままフランス語になり、「我が人生へ」、つまり「幾何学的な我が人生へ」と言う隠れたタイトルだそうです。
株主優待で歌舞伎座や新橋演舞場などの観劇招待があります。
しかし、武漢コロナウィルス禍の影響で公演そのものが中止となり、
株主優待も中止に。
前年度の2月公演から、今年度中間末の11月まで。とても損した感じがしますし悲しい。
元々あまり株主に顔が向いていない会社だが、もう少し血の通った対策をしてほしいですね。
例えば、シネマ歌舞伎などの無料配信、公演のDVDを配るとか。https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/
いろいろ展示が中止になりましたが、現在の会員カードで2021年3月の展覧会迄入館フリーパスとして使えるそうです。
要するに今年度中は無料で展示が見れるとのこと。
ただし以降の展覧会の開催はどうなる事やら?
美術館の図録
ツタンカーメンテンの図録
裏表紙
アムステルダム国立美術館の公式図録
ヴァチカン美術館の図録
その裏表紙
プラド美術館の公式図録
書棚を整理していたら若い頃に行った美術館の公式図録が出てきた。
スペインプラド美術館、ヴァチカン美術館、アムステルダム国立博物館。
ウィーン国立博物館(今はウィーン美術史美術館)、大英博物館、ルーブル美術館のは散逸したようで見つからなかった。
その代り、1965年に東京で開催された「ツタンカーメン展」の金色に輝く図録が出てきた。
プラド美術館
https://www.museodelprado.es/
ヴァチカン美術館
http://www.museivaticani.va/content/museivaticani/it.html
アムステルダム国立博物館
https://www.rijksmuseum.nl/en
ウィーン美術史美術館
http://www.khm.at/
大英博物館
http://www.britishmuseum.org/
ルーブル美術館
https://www.louvre.fr/jp