わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

国立能楽堂 1月狂言の会

2020年01月31日 16時01分24秒 | 古典芸能

国立能楽堂 1月狂言の会

久し振りに千駄ヶ谷に行ってきました。
今回は発売開始から数時間後に申し込みをしたので、正面席が取れず、脇正面席です。
こちらからだといつもと景色が違うだけかと思ったら、台詞も正面方向に発せられるので遠近感が特に強く感じられました。
 

今回は脇正面席でした 


ここは中正面席。シテ柱が邪魔で見えにくい時があります


終演後の国立能楽堂 夜も更けて行きます


能楽堂内のお食事処「向日葵」の羽衣弁当

演目は
狂言 三本の柱(さんぼんのはしら)善竹 忠重(大蔵流)
狂言 法師ヶ母(ほうしがはは)  野村 万作(和泉流)
新作狂言 彦市ばなし(ひこいちばなし)茂山 千五郎

「三本の柱」は謡などが入り目出度く賑やかな曲。
「法師ヶ母」は酔った勢いで妻を追出してしまい後で後悔をして探し回る夫、身に迫る話し。
萬斎がその妻をやるので、チケットが思うように取れなかったようです。」
「彦市ばなし」は木下順二作の民話話を基にした新作狂言。
天狗の隠れ蓑を中心とした話。子供の頃に聞いた話でした。

https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2019/11016.html?lan=j


ダ・ヴィンチ没後500年 夢の実現展

2020年01月24日 14時29分40秒 | 美術散歩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダ・ヴィンチは万能の天才と呼ばれ、その足跡は現在の我々の夢を先取りするものでありました。
例えば、空を飛ぶ道具、水中を移動する道具などなど枚挙にいとまがありません。
さらには彼は作曲や舞台演出、ミュージカルのようなものまで手掛けています。
まさにエンターテイナーですね。
また自然を観察したり、さらには人体を解剖したりと真実をリアルなまでに追求しました。これらは膨大なメモは「レオナルド手稿」として遺されました。

モナリザの画家として有名ではありますが彼の真筆は10数点あまり。
しかも、完成に至らなかったものもあります。

そこで彼の遺志を継いで、東京造形大学でレオナルドの「夢の実現」に取り組んだのが本展です。
レオナルド・ダ・ヴィンチ研究の第一人者である池上英洋教授の指導のもと、学生さんたちとでかれこれ1年間の準備作業での開催となりました。

いよいよ明後日26日(日)までとなってしまいました。

会期:~1月26日(日)
会場:代官山ヒルサイトフォーラム
開館時間:11:00?20:30(入館は20:00まで)
主催:東京造形大学
後援:イタリア大使館 イタリア政府観光局他
入場無料

http://leonardo500.jp/


上野の森美術館で開催中のゴッホ展

2020年01月10日 15時14分30秒 | スポーツ


本展はゴッホのその時代や成り立ちなどは分りわ易く説明してあるのですが・・・・
肝心の作品はと言うと、皆さん誰でも知っているような、これぞゴッホ!!と言う作品は無く。こじんまりとした展覧会でした。でも人は多かった。


国立西洋美術館所蔵のゴッホの「ばら」

で、1時間足らずで見終えてしまい、夕食まで時間があるので近所の国立西洋美術館の平常展に足を運びました。ここはかの松方コレクッションを収蔵してあります。
平常展と言ってもルネッサンス初期から、近代現代にいたる質の高い展示で有名。
ブリューゲル、ルーカス・クラナハ、ルーベンス、ルノアール、セザンヌ、マネ、モネ、ゴッホにピカソや藤田までたっぷりあります。しかも写真撮影可。
そんな意味でもたっぷり時間を費やしてきました。充実の半日でした。

ゴッホ展に行かれるなら昨秋に公開されたゴッホの映画をご覧になるとより興味が増しますよ。
https://gaga.ne.jp/gogh/

 


十二月大歌舞伎 昼の部(Aプロ)を千穐楽の日に

2020年01月09日 15時21分28秒 | 古典芸能

 

十二月大歌舞伎

昼の部(Aプロ)を千穐楽の日に行ってきました

演目:
一、たぬき 柏屋金兵衛 市川中車二、
二、村松風二人汐汲(むらのまつかぜににんしおくみ)梅 枝
三、壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)阿古屋 玉三郎

昨年も見た玉三郎の阿古屋。
今年もまた舞台に吸い込まれそうでした。
「阿古屋」は平家滅亡後も源氏に敵対する悪七兵衛景清の行方を探し出すため、恋人の
遊君阿古屋を責めて行方を聞き出そうとします。
その為の責め道具に琴、三味線、胡弓を弾かせ演奏に乱れが無いかを確かめます。
まあ、うそ発見器のようなもの。
さすが玉三郎若い頃からやっているせいかその芸道が凄い。

それとちょっと面白いのが岩永左衛門が文楽の人形よろしく松緑が演じる。滑稽味があ
る。もとは文楽から来た演目なのでちょっと真似をした感じ。

https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/655/