
演目も秋にふさわしく、狂言は栗燒、能は土蜘蛛。
鎌倉能舞台の公演は能を始めてみる人にも分かり易く楽しめるための工夫を凝らしています。
演目についても単に難曲ではなく、見ていて何となく楽しめる曲を選ばれているようです。
字幕等も今は試行錯誤の段階かもしれませんがいろいろな試みをされています。
シテの貫太さんは文部科学省の学術振興の一環として全国各地の小学校に出向き能の普及活動をされています。
国立能楽堂は一般の演者にとっては敷居の高い場所と言われていますが、「鎌倉能舞台の能を知る会」の公演では、
あくまでも能を分かりやすく見ていただくという姿勢が貫かれています。
開演前には、元NHKのアナウンサーの葛西聖司氏の分かり易い解説、そして終演後には貫太さんが舞台に登場して質疑応答があります。
至れり尽くせりですね。
次回はの能を知る会横浜公演は11月15日(水)午後2時開演です。
演目は狂言 「腰祈」野村萬斎、能 「谷行」中森貫太
詳細は以下をご覧ください。
http://www.nohbutai.com/
http://www.nohbutai.com/perform/yokohama.htm
今回もソフィアンの後輩の菅家ゆかりさんたちとご一緒さでていただきました。
チケットの手配をして下さったソフィアンの後輩の中森三佳さん、ありがとうございました。