練馬区美術館開館30周年記念の舟越保彫刻展に行こうと出かけたら、
既に終了していて、頭書の美術展を観ることに。
シスレーは印象主義ど真ん中の画家。色彩は明るく開放的。
風景画が殆んどで、しかもパリ近郊のセーヌ川を題材にした作品が多い。
私の好きな画家の一人で、彼の作品をリビングに飾りたいと叶わぬ望みを抱いております(笑)
で、行ってみたところ、構成は3部に分かれ第1室はシスレーの作品群。
でもこれって、見たことのあるような作品ばかり。
そうです、ブリヂストン美術館、ポーラ美術館、大原美術館など国内の美術館からの貸出し。
もうちょっと海外から借りてきても良いのではと思ったのですが、やはり予算の都合があるのでしょう。
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第2室はセーヌ川の河川改修についての説明。これはナポレオン3世によるパリ大改造の一環としてなされたもの。
それまでのセーヌ川は上流で雨が降ると氾濫するようでした。
それと関連と言うか江戸・東京の河川管理治水で、荒川放水路建設の経緯及び解説。
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第3室はシスレーの地を訪ねた日本人画家の作品の展示。
中村彜(なかむらつね)をはじめとしてシスレーの画風を感じ取った明るい色彩の作品群。
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でもシスレーの作品数が20点と言うのは何か物足りなさを禁じえませんでした。