わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

「アルフレッド・シスレー展-印象派、空と水辺の風景画家-」

2015年09月28日 17時28分35秒 | 旅行


 

練馬区美術館開館30周年記念の舟越保彫刻展に行こうと出かけたら、

既に終了していて、頭書の美術展を観ることに。

シスレーは印象主義ど真ん中の画家。色彩は明るく開放的。

風景画が殆んどで、しかもパリ近郊のセーヌ川を題材にした作品が多い。

私の好きな画家の一人で、彼の作品をリビングに飾りたいと叶わぬ望みを抱いております(笑) 

で、行ってみたところ、構成は3部に分かれ第1室はシスレーの作品群。

でもこれって、見たことのあるような作品ばかり。

そうです、ブリヂストン美術館、ポーラ美術館、大原美術館など国内の美術館からの貸出し。

もうちょっと海外から借りてきても良いのではと思ったのですが、やはり予算の都合があるのでしょう。
 ・・・
第2室はセーヌ川の河川改修についての説明。これはナポレオン3世によるパリ大改造の一環としてなされたもの。

それまでのセーヌ川は上流で雨が降ると氾濫するようでした。

それと関連と言うか江戸・東京の河川管理治水で、荒川放水路建設の経緯及び解説。
 ・・・
第3室はシスレーの地を訪ねた日本人画家の作品の展示。

中村彜(なかむらつね)をはじめとしてシスレーの画風を感じ取った明るい色彩の作品群。
 ・・・
でもシスレーの作品数が20点と言うのは何か物足りなさを禁じえませんでした。

http://www.neribun.or.jp/web/01_event/d_museum.cgi?id=10066


九月文楽公演 昼の部

2015年09月15日 10時55分59秒 | 旅行


 

演目は「面売り」、「鎌倉三大記」、「伊勢音頭恋寝刃」

この7~8年のうちでは、いずれも始めてみる演目。

面売りは軽い出し物。特にストーリーと言う程の物ではなく、見て楽しいもの。

鎌倉三大記は大坂夏の陣の真田幸村を題材としたもの。

ここはやっぱり、吉田玉男の遣う安達藤三郎実は佐々木高綱が見どころ。

伊勢音頭恋寝刃は名刀とその折り紙(鑑定書)をめぐる物語で、

凄惨な殺人事件が巻き起こされる。これだけ多くの殺人が行われる狂言も珍しいが、

これもひとえに名刀の切れ味のなせる技。文楽人形ならではの趣向も満載。

台風による大雨の中でも超満員の入りでした。

今回だけは終演後は感想会もせず、直帰でした。

http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2015/9139.html

 


天満敦子ヴァイオリンリサイタル:野方WIZフライデーコンサート第203回

2015年09月13日 14時17分10秒 | Musik

名器ストラディバリが今宵も野方の空に響き渡ります。

毎年1回この野方でコンサートですが、今年で6年目ぐらいでしょうか。

今回は「日本の歌に引き寄せられて!」をテーマに前半6曲、後半7曲。

バッハ アルマンド
バッハ G線上のアリア
マスネ タイスの瞑想曲
ラフマニノフ ヴォカリーズ
ドヴォルザーク ユーモレスク
アイルランド民謡 ロンドンデリーの歌
黒人賛歌 アメイジング・グレイス
ブロッホ 祈り
・・・休憩・・・
和田薫 独奏ヴァイオリンのための譚歌より
小林秀雄 落葉松
山本正美 ねむの木の子守歌
熊本県民謡 五木の子守歌
山田耕筰 中国地方の子守歌
ポルムベスク 望郷のバラード
ホルスト ジュピター(惑星より)
 ・・・
今回もチケットは発売初日で即日完売の人気でした。
演奏は肩の凝らない気楽な形式で淡々と進み、
今回はトークも少なかったので曲目も多めでした。
公演終了後はサイン会&CD販売。
また来年のステージも楽しみにしています ♪ d(⌒o⌒)b♪