昨日誕生日を祝う為に赤坂の迎賓館に行ってきました。
そうです、御呼ばれしてきました。
と言っても、参観に申し込みそれに当ったわけです。
学生時代に四谷の土手からよく眺めていました。
当時は、司法修習所だったか、裁判官弾劾裁判所とかだったような・・・・
ちょっと記憶が定かではありません。
西門から入り、厳重なる手荷物検査とボディーチェックを受けたあと、
いざ建物の中へ。と言っても建物内は撮影禁止なので、画像をアップできません。
参観コースは決まっていて、人の流れに沿って着いて行きます。
中は白い空間に囲まれた廊下があり、それを通って先ずは、「彩鸞の間」
「さいらんのま」と読む。いとも煌びやかな空間であります。
ボランティアのガイドの方が説明をして下さる。
部屋は広いのですが、参観コースはロープで仕切られそれ程広くない。
次に、「花鳥の間」
晩餐会などに使われる広間。
壁には七宝焼の天才・涛川惣助(なみかわそうすけ)の四
季折々の花鳥の七宝焼きが飾られており見応えがあります。
次に、「朝日の間」
国賓・公賓のサロンの場として使われるそうです。
ノルウェー産の大理石の円柱が印象的です。
さらに、シャンデリアや西陣織などの壁掛けなども見事なものです。
そして最後は、「羽衣の間」
天井に能の「羽衣」が描かれているところからそう呼ばれているとのことでした。
オーストリアから大統領が国賓としてこられた時、天皇皇后両陛下の御前で
ウィーンフィルの弦楽五重奏団による演奏がされたところだそうです。
廊下には随所に花瓶を載せたテーブルがあり、天井からはシャンデリアが下がる。
そんな素敵な空間で誕生日を過ごせたのは至福の喜びでした。
中庭には噴水があり、夏の強い陽射しに涼を与えてくれています。
全体の印象は、ちょっと小ぶりなベルサイユ宮殿というところでしょうか。