わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

通販ワインを飲む ♪ d(⌒o⌒)b♪

2009年02月18日 16時11分15秒 | 徒然道草

三越通販でワイン6本を買いました。

  
 

年末の贈答セットを、バラしたものをセットにして売ってるやつ。

6本セットで5,250円(消費税、送料込み)

何と安いではないですか。

普段自宅で飲んでいるワインは1本1,000~1,500円。

早速、ボルドーの2006年物を飲んでみた。

フルボディータイプながら、深紅のルビー色をして、ブーケもなかなかに好い。

チーズに良く合いそうなので、カマンベールをつまみにして飲んだが、

ブルーチーズのほうが合うような気もする。

  
  エマオの晩餐:カラバッジョ

   
   居酒屋の放蕩息子:レンブラント


さていよいよ我が家のメインディッシュの登場

あれ、肉団子入り酢豚じゃん(汗)

どう見ても合うわけないよ、この組み合わせ。

と言うことで、ワインは3杯飲んで終わり。

酢豚はご飯の上に載せ『酢豚丼』

今日の食卓は東西文化の融合でした(笑)


妙心寺展 東京国立博物館

2009年02月02日 15時33分09秒 | 美術散歩

           


妙心寺展に行ってきました。

正式には、『開山無相大師650年遠諱記念 特別展「妙心寺」』と言うのです。

正直言って、禅宗系の催しは高僧の絵とか文字がやたら多く、

ビジュアル的ではないので関心が薄かったのです。


その中で興味を引いた展示作品をひとつ。

      
     国宝 梵鐘(ぼんしょう)

今はひびが入っているため突かれる事はないが、

飛鳥時代の文武天皇の御世に作られたものである。

鐘の音は低く寂しいが、京都で一番音色が好いと言われている。

それは黄鐘調(おうしきちょう)の音色と言うのだそうだ。

そもそもは檀林寺というお寺に在ったそうであるが、

檀林寺が廃れるとともに妙心寺に来たそうである。

檀林寺は、平安の昔、橘氏出身の女性に縁起するお寺である。

当時は藤原氏が大いに勢力を誇っていたが、

嵯峨天皇にみそめられ皇后となった。

しかし、皇族の出ではなかったため、かなりご苦労をされたようである。

 

平安中期の歌人赤染衛門の歌集に、

檀林寺の鐘の、つちのしたにきこゆるを、いかなるぞととへば、
鐘堂はなくなりてみだうのすみにかけられたればかうきこゆるぞといひしに、
きさきのおぼしをきあはれにて、

『ありしにもあらずなりゆく鐘のおと つきはてんよぞ哀なるべき』

この歌を聴くにつけ、きっと物悲しい音色だったんでしょうね。


妙心寺展ホームページ
http://www.myoshinji2009.jp/
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=5930

妙心寺
http://www.myoshinji.or.jp/