東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

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2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

ナショナルデー2018

2018-05-25 07:35:19 | ノルウェーの町で tettsted
去年のナショナルデー
ただフラッと町の中心部に行ってお祝いムードを味わって帰りましたが
ノルウェー人だけでなく移民の多くも自国の民族衣装を着ており
それがとても華やかで素敵だったので
わたしも来年は着物を着ようかなーと思ったことを覚えています

あれから1年
一時帰国の度に母から着付けを習い
着物一式もノルウェーに持ってきました

ときどきあるキチンとした格好が求められる場面で
着物を着ちゃえば
よそゆきの洋服の心配がいらないんじゃないかという
軽い気持ちだったのですが

今年のナショナルデー(5月17日)の少し前に
知り合い(エリトリア人女性)から
「広場で一緒に食べ物を売らないか」と誘われ
「できたら民族衣装を着よう」という話になったので
ノルウェーで3度目の着物姿を披露することになりました

ちなみに1度目は義父の80歳の誕生祝いの席で
2度目はおりがみ教室の千秋楽
全5回のコースに通ってくれてありがとうの気持ちを
着物姿で表してみました
(おりがみより喜ばれたかも…)

そのおりがみ教室からざっと半年
一度も着付けの練習をしていなかったので慌てて練習開始
時計を見ながら着付けにかかる時間もチェック

着物を着るところまではわりと上手くいくようになったのですが
作り帯を背負うのと帯あげをきれいに結ぶのとに手間取り
どうしても30分の壁が越えられない…
紐類を帯の中に押し込むのもイマイチ納得のいかない出来栄え



それでも直前集中演習の成果で
なんとか着崩れせずイベント終了まで持たすことができたので
ひとまずヨシとします
(ここでは着付けの良し悪しのわかる人はいないと思うので多少気がラク)

当日はお天気も良く
エリトリア人の作ったアフリカ料理と
日本の巻き寿司&鶏肉テリヤキソースという異色コラボにもかかわらず
なかなかよく売れました



ナショナルデーは特別に
申請などしなくても誰でも食べ物を売っていいことになっていて
わたしたちのほかにも自国の料理を作って売っている人があちこちに

そういえば今はもう亡くなったおばあちゃんが
戦後の苦しい時期に食堂を始めた時の話で
「食べ物を売るんはホンマにもうかったわ〜」
と言っていたことを思い出します


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