東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

15歳の進路

2011-11-19 10:52:48 | 息子 my son
夏頃に
息子がサッカーで有名な私立高校の
サッカーの練習会に参加したいと
監督に申し出たとき

同じく参加するメンバーの母仲間で
「記念受験よねえ」
と笑っていました

山梨の小さな町のクラブチームから
何人もの子供が
関東や県外のサッカー名門校へ
練習会(という名のセレクション)に
参加するということ自体が
わたしにとってはびっくりだったのですが

どうやら毎年そんなふうに
ダメモトもアリで
少なくない人数が受けに行くそうです

経験として、というのもあるし
中にはとても優秀で
有名な高校の推薦入学が決まる子供もいます

また
その高校の卒業生のコーチがクラブ内にいて
引率してくれる場合もあります

まあ、行きたいなら行けばいいか、と思い
わたしも2度ほど
息子のリクエストで
神奈川まで送迎しました

息子がいつの間にやら高校に電話をして
アポイントを取り
わたしは運転手よろしく
指定の日時に連れて行くわけです

練習会の間は
特にすることもないので
車の中で眠っていたり
近くで買い物をしたり
(久々の都会のショッピング!)

ところが驚いたことに
そのうちの1校(名門校ではないと思いますがよくわからない)
の監督から自宅に連絡があり

「お母さん、ちょっと一度こっちに来られますか」

とのこと

「ハイ、行けますけれど」
「ええとね、土日でもいいんですけどね
 ああ今週の日曜日はいちにち部活の練習で
 グランウンドにいますから何時でもいいので来られますか」
「日曜日なら大丈夫です
 何時頃がご都合がよろしいですか?」
「いちにちいますからね、何時でもいいですよ」
「…では、午前と午後ではどちらが?」
「お母さんのご都合でいいですよ」
「(ラチがあかない…)それでは午後1時ごろはいかがでしょうか」
「ああ、それでいいですよ、ではお待ちしとります」

なんだか
人は良さそうだけど
大丈夫かなあ…

そして
約束の日時に監督と30分ほど話をして
中学校の先生に書いてもらいたいという書類を受け取り
なんともアッサリと
スポーツ推薦が内定しました

「あとは、そうですねえ、全員決まった後
 12月にいちど子供と保護者に集まっていただくんですが
 ほかにはとくに何もないですから」

ハア
そうですか
なんだか拍子抜け

でも
監督をしているという先生は
とても人の良い方で

「学校説明会はたいしたことやりませんから
 わざわざ来られなくてもいいと思いますよ」

と親切にも
説明会用のビデオまでその場で見せてくださいました

なんでも
その学校でかれこれ30年も
サッカー部の顧問をしているそうです

そんな監督に

「1年生ですぐ即戦力というわけにはいかないだろうけど
 1~2年がんばれば必ずものになると思ったので
 うちで受け入れたいと決めました」

と言っていただいて
息子を誇らしく思いました

さて

わたしのスゴロク人生

またころがるのか???

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