羊農家さんがトレーラーでヒツジを連れてきました
放牧の季節です
ノルウェーのラム肉はかなり美味しいんですけれど
それもそのはず
ヒツジたちは夏を自然の中でのびのびと過ごし
栄養のある美味しい草がよりどりみどり
みんな狭いトレーラーから解放されて
興奮気味に猛然と草を食べ始めます
冬のあいだずっと納屋にいたせいで
特にお母さんヒツジの毛皮は薄汚れて見えますが
しばらく森で暮らすうちにきれいな白いヒツジに戻ります
お母さんたちは毎年ここにきているので慣れたもの
わたしと相方のことも
「ああ、またアンタたちね」と気にも留めない様子
羊がいる数ヶ月間は
庭に入ってこないようにゲートを閉めておかないといけなくて
出入りのたびに開け閉めする手間が増えるうえ
車のタイヤにくっついて入ってくる羊のフンが
庭に散らかるというオマケがつきますが
愛くるしい仔羊たちを見るたびについ頬がゆるんで
そんなことも気にならなくなります
(ゲート前に寝そべるのが好きなヒツジたち)
ハイ
ちょっと出かけるからね
お母さんたち、道開けてくれる?
と頼んでも
車がギリギリまで近寄ってくるまで立ち上がろうとしない彼女たち
ようやく移動をし始めてからも
しばらくは車の前を歩きたがるので
朝は少し余裕を持って出発するようにします
家の周囲に数百頭のヒツジがウロウロし始めると
冬のあいだ毎日のように見かけていたシカの姿はどこかへ消え失せて
その代わりにたまに目にするのはキツネやリスなどの小動物
(道の右端にたたずんでこちらの様子を伺っているリス)
この日、山道で会ったリスは
車の前を少し走っては止まってを繰り返して
完全に遊んでいました
でもキツネは
人間に手ひどく狩られた歴史が遺伝子に刻まれているらしく
会うとすぐにそそくさと立ち去っていきます
そういえばふもとの集落には
昔キツネを毛皮のためにたくさん採ってブリーディングしていた頃の
ゲージがいまだにあります
良質な毛皮のキツネの品評会もあったのだとか
ウサギもそう遠くないむかし食用に狩られていたはずですが
義父がここで暮らしていた頃から冬に干し草をあげ始めて
すでに何世代目にもなる今のウサギたちは
ほとんど飼っているくらいに慣れていて
そこがキツネと違うところです
おっ
今朝も美人だね
放牧の季節です
ノルウェーのラム肉はかなり美味しいんですけれど
それもそのはず
ヒツジたちは夏を自然の中でのびのびと過ごし
栄養のある美味しい草がよりどりみどり
みんな狭いトレーラーから解放されて
興奮気味に猛然と草を食べ始めます
冬のあいだずっと納屋にいたせいで
特にお母さんヒツジの毛皮は薄汚れて見えますが
しばらく森で暮らすうちにきれいな白いヒツジに戻ります
お母さんたちは毎年ここにきているので慣れたもの
わたしと相方のことも
「ああ、またアンタたちね」と気にも留めない様子
羊がいる数ヶ月間は
庭に入ってこないようにゲートを閉めておかないといけなくて
出入りのたびに開け閉めする手間が増えるうえ
車のタイヤにくっついて入ってくる羊のフンが
庭に散らかるというオマケがつきますが
愛くるしい仔羊たちを見るたびについ頬がゆるんで
そんなことも気にならなくなります
(ゲート前に寝そべるのが好きなヒツジたち)
ハイ
ちょっと出かけるからね
お母さんたち、道開けてくれる?
と頼んでも
車がギリギリまで近寄ってくるまで立ち上がろうとしない彼女たち
ようやく移動をし始めてからも
しばらくは車の前を歩きたがるので
朝は少し余裕を持って出発するようにします
家の周囲に数百頭のヒツジがウロウロし始めると
冬のあいだ毎日のように見かけていたシカの姿はどこかへ消え失せて
その代わりにたまに目にするのはキツネやリスなどの小動物
(道の右端にたたずんでこちらの様子を伺っているリス)
この日、山道で会ったリスは
車の前を少し走っては止まってを繰り返して
完全に遊んでいました
でもキツネは
人間に手ひどく狩られた歴史が遺伝子に刻まれているらしく
会うとすぐにそそくさと立ち去っていきます
そういえばふもとの集落には
昔キツネを毛皮のためにたくさん採ってブリーディングしていた頃の
ゲージがいまだにあります
良質な毛皮のキツネの品評会もあったのだとか
ウサギもそう遠くないむかし食用に狩られていたはずですが
義父がここで暮らしていた頃から冬に干し草をあげ始めて
すでに何世代目にもなる今のウサギたちは
ほとんど飼っているくらいに慣れていて
そこがキツネと違うところです
おっ
今朝も美人だね