よく晴れた金曜日の昨日
義父母と家の目の前の山に登りました
いつも窓から見ているまんまるいかわいい山
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小山に見えますが後方に長く伸びていて
正面はかなりの急勾配
わたしはここでおととしの秋に怖い思いをして以来
ぜひ正しいルートをマスターしたいと常々思っていたので
義父母からの誘いにふたつ返事
そのルートというのはけもの道ですらない道なき道で
ところどころに義父が白いペンキでつけた道しるべがあるだけ
それも30年くらい前のものなので
今回はその印のリニューアルと枝払いが目的です
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当時の印は木の枝をノコギリで切った跡にペンキを塗ったもので
なるほど年月が経ってもちゃんと残っています
賢人の知恵
それにしてもこの悪路を
ペンキとかハケとかノコギリとかかついで登ったわけね…
今回はペンキのかわりの専用スプレーと
剪定バサミと折りたたみ式のコンパクトなノコギリ持参
通るのに邪魔になったり印を覆ってしまいそうな枝を切りながら進みます
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このスプレーはコンクリートやアスファルトにマーキングするものなので
岩にもしっかり印をつけられます
森の中では木に印をつけられますが
高度があがるにつれて周りに木々はほとんどなくなるので
こうなってくると道しるべの頼りは岩
登るときにも下りるときにも見つけやすいよう
場所や角度を考えながらスプレーしていきます
標高900mくらいまでくると
下界が見渡せて気持ちいい!
ふもとの集落や谷を流れる川や滝もよく見えます
眺めがいいのでここで小休憩
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(雲の影もよく見える)
各自二ステ(簡単なオープンサンド)と水の入ったボトルを持参していますが
義父のリュックからは大きなポットに入った温かいコーヒー
義母のリュックからは人数分のカップとチョコレートまででてきてビックリ
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お、おもかったのでは…
でもそんなことは意に介さないのが
ここの人たちのアウトドアの楽しみ方なんですよね
さて
この先はだんだん岩が増えてきます
そのうち低木も姿を消して
地面にへばりつくように生えている草や苔ばかりの岩場
岩石の中には水晶もあったりしてビックリ
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きれいだからちょっと持って帰ろうっと
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とうとうてっぺんのすっかり平らになっている岩だらけの場所に着くと
そこには小さな湖が
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標高1200mの場所にひっそりとある雪解け水の湧き出る湖
なかなかファンタジック
そういえば途中で
まだ雪が残っている場所もありました
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(冷たい雪解け水でのどを潤す義父母)
ちなみにこのあたりはトナカイの生息地なので
風下にいる場合はトナカイに会える確率も高いのですが
この日は一頭もいませんでした
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(水辺に骨があったけど…)
ここは相方が小さい頃から家族で何度か来た場所だそうで
義父母にとってはお馴染みのハイキングコース
でもさすがに82歳と76歳ともなると身体への負担もあるようで
「もう来ることはないかも
でもルートのメンテナンスもできたし
次世代に引き継げてよかったわ」
と言われました
え…
次世代…
わたしもうアラフィフですが…
(注※彼らのひとり息子の相方は持病のため山登りには向かないコンディション)
ええと、わたしは誰に引き継げば…
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(てっぺんから自宅が左下に小さく見えます)
日本で都会生活を満喫中の息子(24才)よ!
真冬にばかり遊びに来ないで
ここを一緒に登れる夏に一度来ておくれ
トナカイやライチョウに会える(かも)よ!
その日のためにかどうかはともかく
ときどきは1人で登って道しるべを確認しておこうと思います
義父母と家の目の前の山に登りました
いつも窓から見ているまんまるいかわいい山
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小山に見えますが後方に長く伸びていて
正面はかなりの急勾配
わたしはここでおととしの秋に怖い思いをして以来
ぜひ正しいルートをマスターしたいと常々思っていたので
義父母からの誘いにふたつ返事
そのルートというのはけもの道ですらない道なき道で
ところどころに義父が白いペンキでつけた道しるべがあるだけ
それも30年くらい前のものなので
今回はその印のリニューアルと枝払いが目的です
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当時の印は木の枝をノコギリで切った跡にペンキを塗ったもので
なるほど年月が経ってもちゃんと残っています
賢人の知恵
それにしてもこの悪路を
ペンキとかハケとかノコギリとかかついで登ったわけね…
今回はペンキのかわりの専用スプレーと
剪定バサミと折りたたみ式のコンパクトなノコギリ持参
通るのに邪魔になったり印を覆ってしまいそうな枝を切りながら進みます
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このスプレーはコンクリートやアスファルトにマーキングするものなので
岩にもしっかり印をつけられます
森の中では木に印をつけられますが
高度があがるにつれて周りに木々はほとんどなくなるので
こうなってくると道しるべの頼りは岩
登るときにも下りるときにも見つけやすいよう
場所や角度を考えながらスプレーしていきます
標高900mくらいまでくると
下界が見渡せて気持ちいい!
ふもとの集落や谷を流れる川や滝もよく見えます
眺めがいいのでここで小休憩
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(雲の影もよく見える)
各自二ステ(簡単なオープンサンド)と水の入ったボトルを持参していますが
義父のリュックからは大きなポットに入った温かいコーヒー
義母のリュックからは人数分のカップとチョコレートまででてきてビックリ
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お、おもかったのでは…
でもそんなことは意に介さないのが
ここの人たちのアウトドアの楽しみ方なんですよね
さて
この先はだんだん岩が増えてきます
そのうち低木も姿を消して
地面にへばりつくように生えている草や苔ばかりの岩場
岩石の中には水晶もあったりしてビックリ
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きれいだからちょっと持って帰ろうっと
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とうとうてっぺんのすっかり平らになっている岩だらけの場所に着くと
そこには小さな湖が
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標高1200mの場所にひっそりとある雪解け水の湧き出る湖
なかなかファンタジック
そういえば途中で
まだ雪が残っている場所もありました
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(冷たい雪解け水でのどを潤す義父母)
ちなみにこのあたりはトナカイの生息地なので
風下にいる場合はトナカイに会える確率も高いのですが
この日は一頭もいませんでした
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(水辺に骨があったけど…)
ここは相方が小さい頃から家族で何度か来た場所だそうで
義父母にとってはお馴染みのハイキングコース
でもさすがに82歳と76歳ともなると身体への負担もあるようで
「もう来ることはないかも
でもルートのメンテナンスもできたし
次世代に引き継げてよかったわ」
と言われました
え…
次世代…
わたしもうアラフィフですが…
(注※彼らのひとり息子の相方は持病のため山登りには向かないコンディション)
ええと、わたしは誰に引き継げば…
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(てっぺんから自宅が左下に小さく見えます)
日本で都会生活を満喫中の息子(24才)よ!
真冬にばかり遊びに来ないで
ここを一緒に登れる夏に一度来ておくれ
トナカイやライチョウに会える(かも)よ!
その日のためにかどうかはともかく
ときどきは1人で登って道しるべを確認しておこうと思います