東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

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2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

夏の薪仕事

2020-08-13 23:42:48 | ノルウェー山暮らし fjellgård
去年の秋から冬にかけて作って屋外で乾燥させている薪が
良い具合になってきました


(大きさがわかるようにと差し出された相方の手)

十分に乾燥が進んだ薪は
時間のあるときに少しずつ納屋に運んで
雪が降る前に屋外の薪置き場を空にします



この薪を運ぶ作業は地味な単純肉体労働で
おまけに晴れた日にしかできないためけっこう長丁場になります

ともすれば面倒くさい大仕事で気が滅入りがちですが
田舎暮らしのこういった種類の作業のコツは
効率をあまり考えず急がずマイペースでのんびりやることに限ります

気持ちの良い爽やかな夏の空気を満喫しつつ
休憩も外のテーブルでピクニック風ランチ(?)
1日の終わりには
「わー、よく運んだねー、悪くないよねー」と
ポジティブな言霊で自分たちをねぎらうのも効果的です

のんびり作業をしていると
ふと手を止めて見入ってしまうものがあったりしますが
この飛び出た枝もそんなもののひとつ



割るときにスプリッターの圧力で飛び出すんですが
木の枝が幹からこんなふうに独立しているなんて知りませんでした

それから
木の種類によって重さがずいぶん違うことも
ひとつひとつ手にとってみればこそよくわかります

1番重いのはやっぱり松(ゆっくり育つから)
ついでトウヒ(もみの木の仲間)
1番軽くて白さも際立っているのは樺の木です

本当はぜんぶ樺の木で作りたいくらい
樺の薪の利点は多いのですが
開墾地をキープするために切らないといけない他の種類の木も
捨てるのはもったいないので全て薪にしています

ところで
春から夏にかけて家の周辺にはたくさんの鳥が来るので
芝生にヒナの小さくて柔らかい羽がよく転がっているのですが



薪置き場はウサギだけでなく鳥たちにも人気で
ときどき置き土産が…


(下の白いのが普通のフン、上の濃紫がブルーベリー色のフン)

特に害はないのでいいんですけどね
(納屋ではネズミのフンも避けられないし)

それにしても
まだまだ夜になっても明るくて
夏がいつまでも続きそうな錯覚をおこします


(午後9時半頃の夕焼け)

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