当、事務所屋根にある3.2kW出力の太陽光発電設備の系統連系、逆潮流有りブロック図。

メガソーラーも基本的に同じ...高圧側配電線に接続連系また、保護継電器類が増えてくるだけ??。例として学校等に設置されている20kW程度のものは電灯変圧器の2次側に接続されるが高圧側の停電時はRPR保護継電器の信号を受けパワコン運転を瞬時に停止させソーラーの電源を切り離す。高圧電源が確立すれば自立運転を開始するので家庭用ソーラーと同じメンテ不要である。家庭用は柱上変圧器に接続なっているので消費しきれない電気は余剰電力として売電契約を行なう。

単独運転検出機能の受動方式時限0.5秒以下。

同じく能動方式の解列時限は0.5秒の整定で連系を自動的に切り離す。

通常はパネル面に太陽光が当たると電圧はアップダウンしながらDC200V以上の規定値となって、暫くするとパワコンのスイッチが入り自動運転となる。画像のDC80Vでは既にパワコンは運転停止となっている。

電圧、電流はこの様に変動して電力を発生しているが実際は大容量のコンデンサに貯めてAC変換、この電解コンデンサの劣化具合で寿命となり、半永久なら良いが10年程度のスパン??ではタダより高い物無しとなってくる。稼働後15年経過したがエラー表示でれば高価なパワコン交換、交換して再稼働がベターなのか、それとも廃止するか...サンヨー製品なので代替可能なのかも不明。電圧仕様が同じなら、どのメーカーでもOKと思われるが。
そこまでして太陽光発電続けるにも、お金かかるゾ。
グラフの8時前のガクンと下がっているヶ所は2012年5月21日の皆既日食で暗くなった。
それ以降は綺麗なカーブ(右側は朝から夕方へ)で快晴だった事が判る。
以上、素人電気ヤ向けの太陽光発電実体でした。

通常はR.T相の差分がN中相に流れるが太陽光発電より中相が多く流れる。

太陽光発電オフの買電時だけのR.N.T電流計指示でN相に差分だけ流れている事が判る。