工事ヤはEa-Edの共用接地を特に気にせず接地接続をやっているが(双方の低抵抗が条件)漏電した場合、完全地絡の0Ω時はEa-Edの共用は30A流れ、Ed-Ebの時は1200A流れる計算なのでEbと共用接地はまずい...爆発する感じだ。よって、このグラフ通り完全地絡を考えるとED-Ebはダメだ。
(接地抵抗Ea.Eb何れも2Ωの場合で変圧器と電線路のインピーダンスは無視)電圧は三相200Vの例である。...規定値0.2MΩ(200kΩ)の絶縁抵抗値は結構高いことが判る。

計算上、変化するのは地絡抵抗10Ω以下より低下すると爆発的、大きな地絡電流が流れることが判る。
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こちらは実際の接地抵抗例を入力した場合で感度30mAの漏電ブレーカは地絡抵抗4kΩでトリップし100mA感度では1.160kΩ、500mA感度では187Ωでしゃ断、実際は整定の15%減程度の漏電で動作する。