eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

出力ユニットのトラブル

2014年01月30日 | eつれづれ
トラブル呼び出しのためシーケンサ制御盤を点検する。

シーケンサは三菱電機のものでトラブルの原因はシーケンサ出力ユニットのY接点溶着不良。

当然、予備出力ユニットは無いので隣のユニットと入替して再稼働OK。たまたま隣のアドレスは表示灯出力で何とか切り抜けた。予備品発注し納品なったら外部リレーでドライブする様に変更する予定。



漏電ブレーカも遮断せず安定した漏電

2014年01月30日 | eつれづれ
夕方6時過ぎ、某SS事業所より漏電メール着信する。30分経過しても復帰メールがこなかったので、先ず電話を入れ停電しているヶ所等を確認してもらう。特に無しだったが確認のため現場へ向かう。

24時間絶縁監視装置は電灯回路の警報発生確認。幹線の漏洩電流値は75..9mAなので当然、警報は出ている。

個別の漏洩電流をクランプリーカーにて特定する。電灯主幹の漏電ブレーカ感度は200mAだったので全停電は免れた様だ。

漏電の原因は3プライスの看板灯で安定器焼けたのか焦げ臭い臭いも確認。プラグを抜き使用禁止とした。

今回のケースでぱ漏電も安定していると、漏電ブレーカでも検知せずヘタすると燃え出す可能性もあるのでSSに限らず要注意だ。この場合も含め24時間絶縁監視装置も付けていない保安管理など、まるで情報無し状態、点検など余り意味を成さない。しないよりやった方がマシ程度。