eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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北の重大発表は何か

2017年07月04日 | eつれづれ

北ミサイル高度2500キロメートル超で過去最高 防衛省が発表
防衛省は4日午後、北朝鮮が同日午前に発射した弾道ミサイルについて、「2500キロを大きく超える高度に達したと推定される」と発表した。5月14日に発射された弾道ミサイルの約2000キロを超え、過去最高となった。

米軍の見解はICBMで無く中距離ミサイルで北が勝手に発表しているものと。
北の重大発表時は必ず70過ぎのアナが出てくる...髪も真っ黒だ。

<北朝鮮ミサイル>着水前、初の発表…防衛省 発射12分
北朝鮮が4日に発射した弾道ミサイル。防衛省が最初に「我が国の排他的経済水域(EEZ)内に着水する可能性がある」と発表したのは、発射から約12分後という異例の早さだった。
ミサイル発射の情報を巡っては、過去に一部の鉄道が運転を見合わせるなど混乱があった。政府関係者は「混乱を避けるため、官邸が早期の情報提供を呼びかけてきた」と背景を説明する。
防衛省によると北朝鮮が「大陸間弾道ミサイル(ICBM)」と主張するミサイルの発射は4日午前9時39分ごろで約40分間にわたり飛び続けた。
防衛省が報道機関に最初に広報文を配布したのは午前9時51分で、ミサイルが日本海に落下する約30分前だった。同省幹部は「北朝鮮が事前に発射を予告した事例以外で落下前に発表したのは初めて」と話す。
防衛省関係者によると北朝鮮の弾道ミサイルは米軍の早期警戒衛星や韓国軍のレーダー、海上自衛隊のイージス艦などが警戒に当たっており発射を探知すると、方角や速度などから落下地点を計算。
日本の領土や領海に飛来する恐れがある場合は全国瞬時警報システム(Jアラート)を通して発射情報が即座に伝えられる。
ただ今回のように落下地点が領海から離れている場合はJアラートは使用されず、防衛省からの発表は落下が確認された後になっていた。
しかし、4月29日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際は、一部の報道を受けて東京メトロなどが列車の運転を見合わせるなど混乱した。このため、官邸は日本の領海に届かなくてもEEZ内に落下する恐れがあるケースなどでは、できるだけ早い情報提供を指示していた。
5月29日にEEZ内にミサイルが落下した際は、発射から35分後に発表があった。このときは早朝の午前5時40分ごろの発射で、飛行時間が約10分と短かったこともあり、最初の発表が落下に間に合わず、防衛省内部でも「十分な早さと言えない」との声が出ていたという。今回の対応について、同省幹部は「関係省庁と工夫を重ね、結果的に今までにないタイミングで発表した」と語った。
◇情報不足もどかしく
防衛省は今回、北朝鮮のミサイル発射情報を初めてミサイルが飛んでいる間に発表した。しかし、内容は「EEZ内に着水する可能性がある」というだけで、落下予測地点などは明らかにしなかった。報道で発射を知った人たちからは「もっと詳しい情報がほしい」との声も上がった。
「ミサイルがどこに着水するか分からなければ周辺海域の安全確認や捜索に向かわせることができない」。海上保安庁幹部も、もどかしさを口にした。海保はこの日、防衛省の発表よりも早く内閣官房から情報提供を受け、午前9時50分、衛星回線などを通じて日本周辺海域を航行する船舶などに注意を呼びかける「航行警報」を出した。併せて各管区本部に巡視船や航空機の出動準備を指示したが、追加情報を待つしかなかった。「日本海に着水する可能性がある」との航行警報を出したのが午前10時5分、「日本海に落下した模様」と発信したのは午後0時26分だった。
政府は、日本の領土・領海にミサイルが落下する可能性があると判断すればJアラートで国民に情報を伝える。市町村の防災行政無線が自動的に起動して屋外スピーカーからサイレン音が流れ、携帯電話に緊急速報メールを送る仕組みだ。
主な鉄道会社は、Jアラートが作動した場合に運転を見合わせるルールを定めているため、防衛省がミサイル発射を発表しても運転を続け混乱はなかった。