
☆
高圧ケーブル250sqの時に12kAの短絡電流が流れた場合、真空遮断器の動作はmsなので計算上は33.5sq径あれば事たりる意味。
実際の高圧ケーブル選定は変圧器容量等の大きさによって決まるが、受電点の短絡電流も有る程度加味しなければ工事ヤのレベルとなる。
電力会社から提供されるものにはB種接地抵抗値、短絡容量kVAがある。
これは電力変電所に近いと短絡電流も多くなり末端受電ヶ所では1kA程度の所も出てくる。
真空遮断器の短絡電流仕様には8kAと12kAがある由縁でもある。
昔あったOCBは25.50.100MVAあり8kA(100MVA)だったか?。
遮断容量は受電側の設備に関係なく、その設備に電力を供給している配電線路の短絡電流によって決まる。
もっとも現実は真空遮断器、定格電流200.400.600A、遮断容量8.12kAの種類で適宜採用する。