実務講習会の案内だが下の水抵抗を用いたOCR...とあるが、昔は今の様な試験器は無くメーターとスライド抵抗器、サイクルカウンタ、双投スイッチなど組みあわせ、その間はリード線で配線、以前見たが、これぞ電気の神様的技を電力定年後に開業した電気管理技術者の御仁。
素晴らしい技術と思って関心していたが、後で聞いた話では、別の事業所のOCR試験で焼損させたチョンボ技術者だった。
当時は特殊な技術の試験だったが、コアの仕組みを習得しなければ、この配線で試験は出来ないだろう...今は、セットになっているので誰でもヤレる。
水抵抗は今も市販されているのかシランが塩をチョイチョイ入れで電流を調整して大電流を得るものだった。
ネットより画像コピーさせてもらったが、刀形スイッチをオンして電流バイパスかけ別のスイッチでスタート通電、サイクルカウンタ動作始め...OCB遮断で停止...コリャー間違わない方が。
大きな設備の実負荷試験などにバカでかい水抵抗器が使用されているのか。
★
貴重な実務コメントが有り、大変参考になり感謝申し上げます。
以下、公開した記事です。
北の技術者
2022/1/19 11:53
いつも参考にさせていただいております。
造船所では大型の海水水槽に水道水を混ぜてRSTの3電極を水面から上下させて発電機の負荷試験してます。発電機並列運転時のリバースパワーも含めて。
海水だけでは水槽に電極が触れただけで負荷がかかり試験しにくいためです。
某社では、~600kw水槽を小鉄、~2000kw水槽を大鉄と呼んで使い分けてます。
複数の水槽に遮断機を付けて25%.50%.75%.100%の、急変試験、ざん変試験を実施。
以前、6kV.500kW発電機2機をデーゼルエンジンで系統に連系していたが重油燃料の高騰で維持出来ず廃棄、撤去...10年使った、この行き先はタグボートの船舶エンジンにとか聞いた事が有りました。
やはり造船関係の動力駆動システムは容易にハンパ無い事が想像出来ます。
以前、玉野市の三井造船に6kV.油圧ポンプ5台を稼働させ押出機の受入検査で行った時は、外国要人用の建物もあり、自衛艦もろもろの建造当然、外からは見えない軍事機密か。
民生船舶、軍艦などもやり外国の受注もあった...まだ瀬戸大橋の開通間近で宇高連絡船も最後の年だった。