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当時、完成時のパンフがあった、手前にアルミの丸柱を押し出す長さによって切断、低周波誘導加熱炉で過熱して油圧プレスで押し出す...アルミサッシ形材が出てくる。
油圧ポンプの中身が面白い、中にある無数のピンが回転によって出たり入ったり、加圧時はピンのストロークが大きくなり圧が出てくる。
センター位置より台座を若干移動させる(偏芯)考えたものだ。
戦前の軍艦は水圧ポンプ動力で砲台等を回転させていた...何故、油圧を使わなかったのか...これは、また高圧パッキン、シールの製造技術が無く油漏れ引火したのでは火災で沈没の憂き目。
水は漏れてもビシャビシャになるだけでタダの水の話を聞いた事がある。
この新規、設備も景気低迷で廃棄、撤去され東南アジアを運ばれた後日談...電気エネルギーを使う産業は自前の水力発電所とか持たないと立ち行かない現実。
特高66kV.7,500kVAの変電所に勤務していたが遠い昔話となった...これも消滅。
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ラジアルベーンポンプ、ローターが中心より移動してピストンの出入りストロークで吐出圧力が増す...これが連続高回転すれば強大な油圧が発生する。
この偏芯させる移動装置はトルクモーター(実際、回転機器ではない)で油圧移動させる。