放送法における「政治的公平」の解釈変更を巡る問題で、渦中にある高市早苗氏が「流出した文書は
捏造だ」という趣旨の発言をし、議論を呼んでいる。
文書の真贋や高市氏の去就に世間の注目が集まっているが、それらは本質的な問題ではない。
真に問題視すべきは、15年の解釈変更を機に、当時の安倍政権に批判的なキャスターが降板するなどメディアの体制が変わったことだ。
この機会に、自由民主主義社会における「言論の自由」の在り方を今一度考えてみたい。
(立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)
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野党もいつの間にかシュンとなり、何時までも構ってはいられない現実。
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