江戸時代の豪商、
高田屋嘉兵衛。
函館の街を興した人として知られています。
高田屋嘉兵衛
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%94%B0%E5%B1%8B%E5%98%89%E5%85%B5%E8%A1%9B
函館の街興しにあたってひとつの信念がありました。
「施しはしない」
街の建設工事などに参加してくださった方に、
私財から給与を支給したそうです。
決して函館の街の方には無償でお金を渡すことなく。
これは脳内報酬系に良い効果をもたらすでしょうね。
決して多額ではなく自分の労働の対価として賃金が支給され
自分の街が変わるというゆっくりとした報酬があるわけですから。
それもあって、現在に至る函館の街があると考えられます。
さて、昨今の地方創生策として、
「ふるさと納税」があります。
もちろん地方財政が厳しい現実は理解できます。
人口減少とともに仕事も少なくなっています。
しかし、ふるさと納税は「施し」に近い考え方です。
これでは永続的な発展につながるというより、
依存と衰退の糸口になるように考えられます。
産業としての農業・水産業の発展も今後あるかもしれません。
これもひとつの手段です。
労働人口の減少
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/378cc32e3e28b71c4ed0c885994b60ae
あくまで仕事を東京一極に集中させなくても良い方法を
模索していきたいと考えています。
甘利経済再生担当大臣の金銭問題。
安倍政権になって献金などの問題で話題になるのは
何人目でしょうか。
複雑系 - 類は友を呼ぶ - 類似性の原理
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/e0d5d83c1aecd8bea7da0bcaf7195cc9
やはり似たもの同士なんでしょうね。
以前記述した定年性依存症のその3です。
まず以前の記述。
定年性依存症 part2
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/ee78a9b7a9dc2e8dc032e3848721314b
※医学的に正確な知識に基づいているわけではありません。
正確な判断は最寄りの医師の方までお問い合わせください。
仕事中毒で暮らしてきた方の
定年後の酒量もしくは買い物への依存、共依存は非常に顕著になります。
よく言われる「濡れ落ち葉」というのもそのひとつです。
仕事中毒であったご主人が
依存する先がなくなるため、
奥様に依存してしまい
どこに行ってもついてくるというもの。
依存する先が見つからず、
依存しやすい奥様への共依存に走ってしまうものです。
アメリカの禁酒法
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/20462ac1d94f78d56902aff3123bc10a
完全に仕事を辞めず、
何らかの形で仕事に関わっている方は、
職場への共依存が激しくなる場合があります。
過去にあった
人間の裏の話や暗闘、
人の噂話などにしか興味がなくなります。
また、用もなく色々なところに
話し掛けたり電話をするようになるなど、
問題行動に及びます。
また、衝動性が強くなっており、
理性が乏しくなっていることから
本来秘密にしなければならないことも
話し始めるという事にも及びます。
話題の内容は楽しい話ではなく、
ダーティーな話が中心となります。
ここで楽しい話に目が向かないのは、
依存症特有の空虚感から
ネガティブな話にのみ目が向くことが理解できます。
依存する仕事が終わると、
そのほかの依存対象(酒・ギャンブル、etc..)に走ることとなります。
さて、昨今中高年に薬物依存が広まりつつあります。
依存する対象を求めて薬物依存に走る構造が想像されます。
依存 - 仕事中毒 etc.
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/768327c3d7055c611ebb40d7bd6adb56
この定年性依存症から見るとおり、
旧来の日本型の依存症を生む仕事の進め方(滅私奉公を推奨するもの)、
その結果としての犠牲者の末路が
上に記した職場への共依存や
アルコール、ギャンブルetc.となります。
家庭を犠牲とし、
自分の人生をも犠牲とし、
生きていらっしゃる方が多くいらっしゃいます。
そんな方を見ている若い方にとって
そうならないようにするように
希望が持てる社会に作り上げていく必要がありそうです。
以前、
「ジャンボ機長の危機管理術」
からの引用で、
「もっと」は、どこかで止めないと事故になる
という記事を記しました。
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/3835d361f875a56261c9cfac6797bbaa
今回のバス事故でも様々な話が聞こえてきます。
無論まだ、事故原因にたどり着くには
相当の時間を要します。
「もっと」に対しては、自制心が必要です。
朝の通勤中に
大沢悠里のゆうゆうワイド
を聞かせていただくことがあります。
既に放送7750回を向かえようとしています。
聞いていて思うのが、
冒頭で
「今日お誕生日の方おめでとうございます」
「お仕事なさりながら病気療養中の方もどうぞおつきあいください」
と聞く側への配慮があること。
そして13時前のエンディングでは、
スタッフの名前を一人一人読み上げること。
Wikipediaでは、スタッフへの配慮とともに、
緊張感を与えるためとありますが、
制作スタッフの名前を読み上げるのは、
スタッフの尊厳に配慮しているともとれます。
毒蝮三太夫さんの毒のあるいじり方も、
人を大事にしている面が見て取れるからいいんでしょうね。
やはり、
人間を大事にしている面が長続きの一因かもしれません。