曹洞宗の開祖と仰がれる道元禅師さまが
中国に真の仏法を求めて渡られたのが
24歳の時。
その時、道元様は仏法を学ぶということは
坐禅をしたり、仏法の書を読むことが一番大切な
ことと考えられており、食事の用意をする係りは
新人か若い者がすることであり、偉いお坊さんが
することではないと思われていました。
道元様が当時の宋に上陸が出来ず、船に待機を
されていたおり、中国の老僧が乾燥椎茸を求めて
船に乗船、道元様とお話がはずんだのですが、
道元様の「食事の世話は他の人に任せて、仏法の
お話をお願いします」と言われたのですが、
その老僧は
「見どころのある若い日本の僧と思ったが、仏法の
なんたるか、修行の何たるかを知らない!」と
お目玉をいただくのですが、道元様はなんのことが
お気づきにならなかったのです。
つづく
中国に真の仏法を求めて渡られたのが
24歳の時。
その時、道元様は仏法を学ぶということは
坐禅をしたり、仏法の書を読むことが一番大切な
ことと考えられており、食事の用意をする係りは
新人か若い者がすることであり、偉いお坊さんが
することではないと思われていました。
道元様が当時の宋に上陸が出来ず、船に待機を
されていたおり、中国の老僧が乾燥椎茸を求めて
船に乗船、道元様とお話がはずんだのですが、
道元様の「食事の世話は他の人に任せて、仏法の
お話をお願いします」と言われたのですが、
その老僧は
「見どころのある若い日本の僧と思ったが、仏法の
なんたるか、修行の何たるかを知らない!」と
お目玉をいただくのですが、道元様はなんのことが
お気づきにならなかったのです。
つづく