阿波池田「禿頭」の酔っ払って候(元福寿司2代目)

ブログ開始9年目、75歳になった。家族、師、友にブログ通じ少しでも恩返しが出来れば幸いなり。

道元様 9

2014年02月15日 23時48分06秒 | 仏法
昨晩はいつの間にか寝てしまったようです。

明日、日曜日はご近所のKさん家の法要です、でお昼にご来店20名様です。
禿頭の女房が姉の49日で大阪に出かけておりませんので、今全員で仕込みに
掛かっています。といいますのは、今日はカウンターのお客様ばかりでしたので
仕込みが出来たのは禿頭だけで、お客様が常連様でしたので、11時ごろまで
延長営業をしたため、準備ができませんでした。なにしろ朝の8時から夜の11時
ですので、勤務時間がながーいのです。すし屋の親父が早死にするのは多分その
為でしょう。

でも道元様と日蓮様は確か54歳でお亡くなりになられたと思います。お二人とも
寒い地域におられたのでそれが体に応えたのでしょうか?法然様と親鸞様は長生きを
されておりますが。

昨日の歌の解説(青山先生)で長年の疑問がとけたのですが、
もう少し仕込みがありますので、このへんで・・・
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道元様 8

2014年02月14日 23時35分40秒 | 仏法
道元様のお歌に

「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて冷しかりけり」

というのがありますね。この歌のお題が[本来の面目]というのは
意外と知られていないということです。

(というよりも禿頭自身も映画「禅」を見て初めてこの歌を知ったのです、
お恥ずかしい話ですが、道元様は難しいと20代の時から思い込んで
いましたので道元様について学ふことを避けていたのです。)

青山先生の」CDによりますと
本来とは、仏、神様、真如、ある地域では 親様と呼ぶ、それが本来です。
面目とは、姿、形、中身の事だそうです。

すなわちこの歌はブデイストの立場で申しますと
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道元様 7 禁煙でご予約が!

2014年02月13日 21時07分13秒 | 仏法

お医者さん、学校の先生、役所の方は「すいません、当店は全面禁煙なんです」と
伝えますと、アッソー外で吸うわ、と抵抗なく答えていただけます、がーーー

商売人の方や中小企業の社長さんたちは、大分抵抗があるようで、宴会予約が
有ったときに、禁煙を伝え忘れたお客様に、嫌味を言われたことがあります。
当方のミスですので、謝るしか方法がありませんでした。ちゃんと喫煙室を設ければ
良かったのですが、予算とスペースがなく、結局JTさんからお借りした大きな灰皿を
外に置いてあるだけという現状です、何とか寒さを防げるような設備がほしいので
(株)平尾の監督さんにご相談してはおるのですが、おあしが。

これがネックにならねばよいがと思っています。今は開店特需で来ていただいて
いますが、特需景気が収まるまでには、喫煙対策をしたいものです。

禿頭は高校生からすし屋のお兄ちゃんになるまでは、7スターを吸っておりましたが、
ご近所HクリニックのT先生に「血圧が少し高いからタバコはやめなさい」言われたのを
きっかけでソク止めましたが、タバコは絶対止められないという人がおられますが。

禿頭はタバコはどうーてことはなかったのですが、酒は絶対にやめられねー。お酒を
止めろと言われたら、どうしましょう?

今日は宴会もご来店もなく、配達だけでしたので、こんなに早くブログが打てました。
少し酔ってはおりますが、

八雲立つ出雲八重垣妻ごめに八重垣作るその八重垣を

このお歌はさーいこうぜの意味だと思うのですが、
最後の踏ん張りです、具体的な姿を受けると必ず終わりがありますね、終わりが近い!、
道元様は無常を実感しないから、本気になれないとおっしゃておられるそうです。
青山先生のコピーですが・・・
コメント (2)
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道元様 6

2014年02月11日 22時10分36秒 | 仏法
道元様は宋において、如浄禅師様という正師に会われました。

400年ほど前には
弘法大師様が唐において、恵果阿闍梨様に会われています。


そしてお二人ともともに宗祖となられました。

正師に出会えなければ、学ばないほうがましであると
道元様はおっしゃておられるそうです。もし正師と思って
ついていった人が間違っていたら・・・、オーム真理教が
そのことを如実に照明しています。

日本の義務教育も宗教を教える必要があると思うのですが
日本人は宗教というと、新興宗教のイメージが強く、
既存のお寺は、葬式や法事を司るお役所のような感覚なん
でしょか、お寺で人生を学ぼうという人は少ないと思うのですが。



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道元様 5

2014年02月10日 22時23分46秒 | 仏法
昨日は孫娘の「まい」小6が料理弁当の手伝いをしてくれました。
弁当の中身を見るものすべて食べたいと申します。海老が好きなので
天ぷらの海老、にぎりの海老、今にも弁当の海老を食べるいきおいです。
こんな弁当を食べられる人は幸せだなーと申します。

結局、次男に寿司をにぎってもらい、ばあーちゃんに天ぷらを
揚げてもらい、なんとか食欲を抑えることが出来ました。なにしろ
小6で身長が165cmでスポーツをしていますので、その食欲は
尋常ではありません、しかしカロリーの消費も多いので太っては
おりません。生まれた時は、他人には可愛いと言っていただけ
なかったのですが、・・・じいさんの欲目ですが、可愛くてたまり
ません。

道元様はまた別の老僧が、炎天下のなか、椎茸を干しているのをみて
あなたがそういうことをしなくても、若い人に代わってもらっては
といいますと
「他はこれ吾にあらず」と答えられ
それでは、もう少し涼しくなってからされてはと言いますと
「更に何れの時をか待たん」と言われます。

仏法は人はいかに生きるべきかを、示唆してくれるものです、決して
お賽銭の量で功徳をいただけるものではありません(と青山先生のCD)
達磨大師が時の皇帝「武帝」にお寺を建てようが、大きな布施をしようが、
それは無功徳であると答えられています。でもそれを理解されている
方はとても少ないようです、でもそれを一概には否定できませんね。
禿頭もそうですが、困難なことがあると、神様仏様に頼みごとをするから
です。それを否定すると、四国88箇所のお遍路さんは存在しないこと
になります。

昨晩の記事を本日11日の朝訂正しています。まさしく酔ぱっらて候
(司馬さんの本で酔って候というのがありましたね、山内容堂公の話でしたか、
司馬さんの本は空海の風景ぐらいまでは全部読んだように思うのですが、
若い時に読んだので覚えていないですね、漱石全集も読んだし芥川も、
でも覚えていない。
宅間電波でならったトンツーも、通常15-22ぐらいに覚えた
ことは一生忘れないときいていますが、仕事のしすぎかなぁ。
(脳細胞が死んでいってるからかも)

58歳から仕事(魚の段取り、価格の設定、お客様とのやりとり、
外部交渉)を息子に交代して、仏教書を平均して毎日15分ぐらい
読むようになったのですが、

換気扇の掃除をします、続きは今晩にでも
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道元様 4

2014年02月08日 23時47分19秒 | 仏法
ブログをUPしようとする時は、大概しらふでなく、
かなりアルコール度数が上がっている状態でパソコンを
いらっていますので、途中で寝てしまって気がつけば
1時間ぐらい経っていたりとか、知らぬうちに布団の中
ということがあります。昨日は気がつけば布団の中で
もうええわ、で途中切れ状態でした。

そんな訳でタイトルを変更いたしました。まさしく
酔いどれ日記といえます。

道元様のお父上は法然様のパトロン九条関白兼実を失脚させた方で
内大臣久我通親(こがみちちか)母上は木曽義仲をフヌケにするほどの
美しい方で、摂政太政大臣松殿藤原基房の娘伊子が母といわれています。

諸説あるようですが、道元様は超エリート階級のご出身です。
ですから学問は机の前でするもの、学問としての仏法(奈良仏教は
そう言われています)と若い時は思われていたのでしょう、それで
中国の老僧に対し、貴方のような方であれば、食事の用意などせず
うんぬんがあったのかも知れません。

続きます、明日は昼から17人さんの送別会と4時に、35人前の料理弁当の
配達があります、禿頭は一人旧館で仕込みをしながら、10時から日本酒で
飲みながら・・・もう寝なくては・・・。


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道元様 3

2014年02月07日 23時36分55秒 | 仏法
桂雀三郎さんは、好きな落語家のお一人で、禿頭と
同じ団塊の世代です、現在落語家さんでも団塊の世代の
方が多数を占められておるようです。確か権太郎さんも
そうですよね。

雀三郎さんは、京都龍谷大学をでておられます。
ご本人もおしゃっていたと思いますが、お寺関係で
入学されたのではなく、自分の実力で受かる大学を
選ぶと龍谷となったようです。私たちの青年時代は
坊主になりたいから、仏教系の大学に入るのでは
まさしくあんたならここだったら大丈夫で受験を
していたようです。

道元様も超エリートのご出身ですし、
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道元様 2

2014年02月06日 21時19分53秒 | 仏法
昨晩ブログをUPしてTVのSWを入れたところ
NHKアーカイブス「永平寺」1977年を放送していました。
36年ほど前のビデオでしょうか、なんという偶然でしょう。
今日の宴会予約が23名様と10名様なのについつい最後まで
見てしまいました。ちょっとでも早く寝て早く起きれば
いいのですが、誘惑に負けてしまいました。

1、2,3年前(さだかでありません)に故宮崎禅師様の特集と
永平寺の新人雲水の生活の特集のDVDが発売されたので
見た記憶と36年前の雲水さんの生活がまったく変わっていない、
ただ、インタービュアーの勉強不足が気になりました。

DVDを見た時はアーカイブスを見て感じた、変な質問をするなとは
思わず、あまり気にならなかったようなんですが、ひょっとして
禿頭の心持が変化したからかもしれません。

実は我々食を提供するものにとって、道元様の
教えは私どもを鼓舞してくれるものです。

禿頭がまだ30前、親父のアシストをしていた時です。
常連さんが「家の息子は勉強ぜんぜんあかん、頭がわるーて
困ってるんや、学校うからなんだら、大将たのむは
すし屋にでもしたってーなぁ」
禿頭の親父はあとで、すし屋はみんなアホがやるんか!
と少し怒りを表しましたが、でも東大、京大、一橋、阪大を
でて、すし屋になろうという人は一人もいないのでは
と禿頭は思った次第です。

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道元様

2014年02月05日 23時53分43秒 | 仏法
曹洞宗の開祖と仰がれる道元禅師さまが
中国に真の仏法を求めて渡られたのが
24歳の時。

その時、道元様は仏法を学ぶということは
坐禅をしたり、仏法の書を読むことが一番大切な
ことと考えられており、食事の用意をする係りは
新人か若い者がすることであり、偉いお坊さんが
することではないと思われていました。

道元様が当時の宋に上陸が出来ず、船に待機を
されていたおり、中国の老僧が乾燥椎茸を求めて
船に乗船、道元様とお話がはずんだのですが、
道元様の「食事の世話は他の人に任せて、仏法の
お話をお願いします」と言われたのですが、

その老僧は
「見どころのある若い日本の僧と思ったが、仏法の
なんたるか、修行の何たるかを知らない!」と
お目玉をいただくのですが、道元様はなんのことが
お気づきにならなかったのです。

つづく

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節分太巻きお買上げ有難うございます。

2014年02月03日 22時24分27秒 | 日記
予備の洗い米だけで足らなくなり、
結局27升のシャリを炊いたことになります。

新館開店祝いの胡蝶蘭といい、今回の太巻きの
ご注文といい、何とお客様に感謝してよいのやら
言葉もありません。

毎年毎年今年は昨年よりご注文がふえるだろうか
といつもひやひやしながらをすごす2月3日ですが
お陰様で毎年前年度を下回ることはありませんでした。

しかし250本の壁を超えるのはここ数年きつかった
のですが、今年は前日予約で249本を戴きました。

で急遽270本の仕込みに変更したのですが、それでも
足らず、高野豆腐やシャリの追加を致しました。

有難いというしかありません、特に太巻きは禿頭夫婦が
高くてもお客様が納得できる巻ずしをと、作り上げた
商品です、その太巻きがお客様のご支持をいただいている
証しをいただいておるわけですので、感謝に耐えません。

熟田津に 船乗りせむと 月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな

歳はとっても今はそんな心境です。
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