阿部ブログ

日々思うこと

インテルのウルトラブック ~東芝のdynabook~

2011年10月19日 | 日記
今日、インテルのUltrabook™(ウルトラブックはインテルコーポレーションの商標または登録商標)に基づき製品開発された東芝の「dynabook」の実機に触れる機会があった。

確かにインテルが言うように究極のパーソナルコンピューティングを目指す「Ultrabook™」と言うだけあってMacAir並みに薄く軽量であり、OSの起動も従来のPCとは格段の違いを体感出来た。
「dynabook」のフロント部分で約8.3mm、CPUの排熱部が最厚部だが、それでも15.9mmである。重さ1.12kgで世界最薄・最軽量である。
また見た目も美しいし、ハニカムリブ(蜂の巣)構造を採用しており薄いが、しかし堅牢性は高そうだ。

世界最薄の「dynabook R631」は、当然のことながら最新のインテル® Core™ i5-2467Mプロセッサーと、SSDメモリ128GBを搭載し、OS起動時間を短縮する為、BIOS処理とプログラムの読み込みを最適化し東芝が独自に開発した高速スタート機能も実装している。

インテルのUltrabook(ウルトラブック)は、同社営業によると当然インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーのCPUを使用したノートPCで、薄さ21mm以下、OSが迅速に立ち上がり電池も継続利用した場合でも5時間以上持つこと。及び主要価格帯が1,000 ドル以下であることなど要求しており、東芝の他、レノボ、エイサー、ASUSなど4社が年内発売で、東芝のdynabookの価格は15万円代との事。

Ultrabook™は、iPadなどスマートデバイスは気にしていないと営業は言うが、実機を触ってみると、これは有力な対抗勢力になりうると感じた。iPadだとどうしてもビジネスユースで必要となる入力系に難があり、現実的にはノートPCの代替とはなりえない。

今後のインテルの計画は、2012年前半にタブレット機器向けに厚さ 9mm、重さ約 680 グラム以下の設計を可能にする製品を出荷するとしており、OSはWindows以外にも、Android、MeeGo などにも対応すると言う。
それと次世代CPUは、チップセットをCPUチップ内に内臓するとも発言しており、こうなると更に薄く、かつ高速処理が可能となるのは必然だ。

まあ、こうなると個人的にもノートPCは「Ultrabook」にしたいと考えている。iPadはiPadで良いデバイスなのだが。。。