阿部ブログ

日々思うこと

北朝鮮は米国と取引〜中国は北朝鮮に手が出せない

2019年05月18日 | 雑感
北朝鮮の統一戦線部長の金英哲(キム・ヨンチョル)が失脚。金正恩の妹はジャンキーだが、北朝鮮労働党の中央委員会第一副部長という実質的なナンバー2の地位にある。彼女は、現在、金一族専属の病院に入院中。そして、国家保衛部の局長級3名と課長2名、その他事務官などが中国に亡命した。北朝鮮軍の偵察総局の長距離挺身隊が偵知に走っている。金正恩は、北朝鮮の富裕層や人民軍でビジネスに携わる軍人を粛清している。

急速に北朝鮮の公安組織と軍など富裕層が、追い詰められている状況にあり、国内外での反体制活動が活発化している。金正恩は、北朝鮮の軍閥を中心とする対外強硬派を潰しにかかっている。これは、米国と取引した結果だろう。誰でもわかることだが、このままではジリ貧である。この際、自らが先導して完全に開国するしかいない。中国が黙っていないが、北朝鮮は米国についている。中国は、北朝鮮に手を出せないだろう。何せ、米国は、本気で中国共産党を潰しにかかっているからだ。戦前の日本と同じだ。北朝鮮どころの騒ぎではない。

東京駅前の博多 丼拓 八重洲店〜薄口の出汁がたまらなく美味しい!

2019年05月18日 | 雑感
丼拓の出汁は、鰹、鯖、うるめいわしに、九州では定番となっているニビシ醤油を加えた薄口で、大変美味しい。ワタクシは、東北人なので、醤油味の濃い口が好みではあるが、丼拓の薄口出汁は格別だ。毎朝、丼拓で、かけ蕎麦大盛り370円に、ネギを盛って食べるのが日課となっている。本当は、うどんを食べるのが通なのだろうが、北の人間が選ぶのは、やはり蕎麦だ。
下記の写真には、かけ蕎麦とはいいながら、かしらの天ぷらが乗っているが、これは店員さんの心尽くし。美味しく、また感謝していただく。

 

最近は、一番最初に入店する常連となっている〜半開きになっているシャッターの前で待っていると、その足元を視認した店員さんは、大盛りの蕎麦を茹樽に投入した後、シャッターを開けに戸口に移動してくださる。こちらは、シャッターが上がりつつある中、準備中の看板を営業中にひっくり返して入店する。
かけ蕎麦と大盛りの食券を買ってカウンターに行くと、既に大盛りのかけ蕎麦は出来上がっていて御盆に乗っている。何という手際だろうか!

今年3月までは、店長と同じご出身のHさんが、65歳の嘱託定年で、故郷の久留米に帰郷され、お姿をお見かけすることがなくなった。正直、寂しい。ブリヂストンに勤務されていたようだ。以前は、Hさんが最初に入店され、うどんが出てくる前に、店内の箸置きや調味料、水などを定位置にないと、くまなく店内を廻って移動させていた。そのお姿が懐かしいし、また観てみたいとも思っている〜東京に来ることがあれば、是非、朝一番の丼拓にご来店下さい〜
出張が多いサラリーマン生活でしたね。お疲れ様でした。

         

クシュナーの中東和平案〜イスラエル主導による中東再編はロシアと衝突惹起

2019年05月18日 | 雑感
トランプ大統領の娘婿でユダヤ教徒のクシュナー上級顧問は、現在、中東の和平案を作成中。この和平案は、イスラエル政府との緊密な連携のもと、協働して作成作業が進められている。事実上イスラエルの対米外交を担っているのがモサドのワシントン支局長である。クシュナーの中東和平案は、イスラエル国内でも異論があり、エイゼンコット元参謀総長は、仮に和平案を公開すると西岸地区で暴動が発生するとの懸念を表明している。そりゃそうだ〜現在の西岸地区の入植地が、そのままイスラエルの主権下に置かれるのだから。これは間違いなく紛争を助長する。クシュナーはそれを重々承知。イスラエルは戦争してでも、周囲の反イスラエル勢力に打撃を与え占領地域を広げたいのだ。

イスラエルの国家意思がが顕著に現れているのが、イランである。イスラエルの意向を全面的に受け入れ対イラン政策を強硬しているトランプ大統領だが、イラン国民の生活を圧迫しており影響は深刻だ。イランのロウハニ大統領は、今の経済制裁がイラン・イラク戦争時よりひどいと発言している。イスラエルの罪は極めて大きい。
イランの革命防衛隊などイスラム勢力中枢を破壊したいイスラエルと米国は、イランとの開戦を求めて盛んに謀略工作を行っている。アラブ首長国連邦の4隻の民間船が攻撃されたと報道されているが、負傷者は無く犯人はわからない〜いつもの手口だ。イランはこの手の挑発にはのらないだろう。が、イランが攻撃したと欺瞞して、ペルシャ湾で先制攻撃したいのだ。米国防総省は、USS Abraham Lincoln (CVN-72) を旗艦とする空母打撃群を湾岸に派遣。またドック型揚陸輸送艦 USS Arlington (LPD-24)が随伴し、陸軍の パトリオット部隊も展開を完了している。

イスラエルの不穏な動きは、アラブ諸国に漏れ伝えられており、国連のムラデノフ特使がガザを訪問した際、イスラエルがガザに侵攻すると発言。ガザ周辺での暴動が、イスラエル軍をガザに導き入れる原因となる。また、ヒズボラのナスララは、今年の7月にイスラエルと戦争状態に陥り、自分達も殺される運命にあると語っている。避けようとしても、防ぎきれないと。

ロシアは、シリア内戦の終息に向けて最終掃討戦に乗り出しており、イドリブ県では、内戦最悪の状況が発現している。クルド民族軍もシリア・ロシア連合軍から攻撃され、トルコがそれに乗じて攻勢作戦を展開している。

何れにせよイスラエルとロシアとの国家的権益が衝突するのは眼に見えている。