今回は期間限定のそば屋さんです。
本来の予定ではもっと後の記事なのですが、時期を逃すと記事として
意味をなさないので、繰り上げ掲載です。
開店期間は10月13日~11月18日までです。
火曜日が定休日ですが、期間中は無休で営業するそうです。
場所は喜多方市から国道459号線を北塩原村方面へ走って行きます。
「登りになってきたな」と思った頃に、左の松陽台団地へ曲がるT字路
があります(店の看板あり)。
そこを左に曲がって(団地に入って)、坂を登り切ったところの
左側の角です。
なんでも、店の主人は札幌に店を持っていて、新そばの季節だけ
地元にもどって営業するのだそうです。
ですから、1年の内ここのそばが食べられるのは今だけです。
まぁ、それだけの価値があればですが・・・どうでしょうか。
店は木の香りがいいです。新築ですね。
メニューは、”もり”以外はちょっとひねってますねぇ。
天ぷらがないのか・・・しかたない、もりの大盛りを注文です。
しかし、新そばの期間だけ開店ですから当然新そばですが、なんと
北海道の新そばでした。
会津産の新そばは10月の下旬からだそうです。
まぁ、いいです北海道産でもうまければ。
そばが来ました。
淡い緑色をしています。香りもあります、さすが新そば。
そば好きでそば屋さんになったくらいなので、情報が詳しいです。
わざわざ探してきてくれたのがうれしいのか、色々話してくれました。
採算度外視パターンですね。
そばは9割で、石臼挽き、丸抜きの9割です。
甘皮が少し入るくらいですね。
つゆにもこだわってるらしく、うまいですね。
かえしとかつおダシの割合がちょうどいいです。
わさびがちょうど切れていて、柚胡椒を出してもらいましたが、
けっこうこれもいけますよ。
ガスの点検で少し待ったので、おわびということで、そばがきを
サービスでいただきました。
ふわふわでした。
そばがきそのものには味がないので、辛み大根をつゆにいれて食べます。
この辛み大根も北海道から持ってきたそうです。
1Kg500円だそうです。かなりの高級品です。
そば粉をみせてくれました。
うんちくパターン入りましたね。
左がそば粉として使う物、右が打ち粉として使う物です。
打ち粉は挽いてすぐ出てくる物でサラサラです。
ここで残念ポイント発見。
そば湯がないんです。
これだけこだわっているそば屋さんですから、知らないわけないんですが
ねえ、何か考えがあるんでしょうか。
常連さんだけで8年も営業しているわけですから、かなりの実力がある
のではないでしょうか、実際うまかったですよ。
これから紅葉のシーズンですから、裏磐梯にいくついでに寄ってみても
いいかもしれませんよ。