あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

SILKYPIXもいいね 実践編

2016年04月08日 01時00分00秒 | 写真

 

まず、オリジナル。このままでも十分よさそうだけどね。

大事な中間層に、しっかり色が乗ってもらわないと困るので、

トーンカーブを若干下げます。

すると、こんな感じ。

紅葉の綺麗な色が出ましたが、ちょっと重くなりました。

ハイライト部分が暗くなったためです。

当たり前なのですが、HDR処理をしてハイライト部分を出します。

あまりやり過ぎると、あり得ない写真になってしまいます。

こんな感じになりました。

周辺光量不足を補正します。

光源が昼近い感じです。

実際は朝でしたので、色温度を下げます。

ホワイトバランスで4,000ケルビンにしました。

朝の感じがでましたね。

デジタルカメラでは必須の作業、シャープネスの調整です。

デジタルカメラは偽色やモアレなどの防止のため、

イメージセンサーの前にフィルターが入っています。

そのため、ほんの少しぼけるようになってしまいます。

それの補正です。

シャープネスの結果はブログ画像では判別できないので割愛します。

 

近頃のレタッチソフトは優秀なので、

「そこまでいくと、もう好みの問題じゃね?」

という感じになります。

ですから、これは「正しい補正の仕方」ではなく

「私はこんな感じでやってます」ということです。

何かの参考になれば幸いです。

「それって、創作じゃないの?」

と言う人もいますが、

「あれー、見たときはこんなんじゃなかったのにな」

というのを、見た感じに直す作業なのです。

けっして「うまく、見た人を感動させるように仕上げてやろう」

ということではありません。

 

*偽色やモアレよりシャープネス優先、という人のために

 フィルターレスのカメラもあります。

 シャープネスの調整がいらないかわりに、偽色・モアレ処理が

 必要になります。

 

*周辺光量不足がなぜ起こるか。

 下記のような理由によるものです。

 通常の撮影では気にならない程度なのですが、

 空など色が均一になってる時などに気になります。

 ただ、周辺光量不足が発生しているから悪いレンズか、

 と言うと、それは違います。

 程度の差はありますが、どのレンズでも多少は発生します。