あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

SILKYPIXもいいね 仕上げ編 つづき

2016年04月09日 00時02分00秒 | 写真

 

せっかくレタッチしたのに、エプソンやキャノンが

独自の味付けをしてしまいます。

用紙のプロフィールデーターを持っているソフトは

そのデーターをセットします。

印刷品質で、「双方向印字」「高速印字」などにチェック

が入っている場合は、外します。

写真を印刷する時、スジがでる可能性があるからです。

写真印刷の常識と思ってください。

カラー処理をソフト側にしたときは、ドライバーのカラー設定は

ユーザー設定の「変更なし」「そのまま印刷」にします。

完成

色が違うように見えますが、光源が違うので・・・

面倒くさいから、補正してません。

 

おまけ

 

一度に大量のデーターを投稿すると、バグるようで・・・

最後は2回になってしまいました。すみません。

しっかりしろよ、Goo!、と無料利用者が言ってみる。

 


SILKYPIXもいいね 仕上げ編

2016年04月09日 00時01分00秒 | 写真

  

本当は前回で終わりの予定だったのですが、

ここまで来たら最後まで行こう、ということで

プリントするまでを説明します。

  

前準備として、DPPなりSILKYPIXなりで現像したデーター

を保存します。

その時、保存形式は情報量の多いTIFF一択です。

せっかくRAWデーターから現像したのに、非可逆圧縮形式で

情報量の少ないJPGなどに変換してはいけません。

「Web掲載の時は重すぎんじゃね?」

大丈夫、TIFFからJPGを作ればいいんです。

  

SILKYPIXの記事ですが、ここからは使い慣れた

Photoshopで説明します(笑)。

SILKYPIXでもPaintshop Proでも同じ事ができます。

まず、TIFF保存したファイルを開きましょう。

でも、これって元々どれくらいのサイズなんでしょう。

見てみましょう。

39.84cm x 26.56cm 350ppiですね。

私はW4(ワイド四つ切り)に仕上げたいのですが、

W4は画面が35cm x 24cmなんですよ。

これでは大きすぎますね。サイズを変更します。

ここでのコツは2つ。

まず、画面より、ほんの少しはみ出るくらいに設定します。

もう一つは再サンプルのチェックを外すこと。

では、やってみます。

36.5cm x 24.33cm 382.044ppiになりました。

あっ、そうそう、縦横比を変えないでください。

幅を変えただけで、高さ、解像度が自動で変わります。

おやっ、解像度が上がりましたね。

サイズが小さくなったためです。

この仕上げの解像度が360ppi以上だと、問題なく

プリントできます。

それ以下だと、ちょっと画質が悪いな、となります。

だったらどうすればいいのか。

プリントサイズを小さくするか、画素数の多いカメラを買うしかありません。

  

もう、これでプリントできる状態なのですが、私は写真の周りに

余黒をいれたいので、その処理をします。

新しく全面黒の画像を作成します。

その時、写真と同じサイズだと黒がはみ出ないので、

少し写真より大きめにします。

W4のクリヤーファイルに入るギリギリのサイズ、

36.8cm x 26.0cmにします。

この時、解像度は写真と同じにしてください。

できたら、写真をこの黒画像にコピペします。

するとこうなります。

うまく、余黒がでましたね。

ちゃんとクリヤーファイルに入るサイズになっています。

これを一枚の画像にしましょう。

写真の周りが黒くなっているように見えますが、ソフト上は

黒い背景に写真(レイヤー)が重なっている状態です。

画像を統合します。

一枚の写真になりました。

ここまできたら、とりあえず保存しておいた方がいいですね。

何が起こるかわからないですから。

その時はTIFFでもソフト固有のファイルでもいいです(JPGはダメ)。

  

では、プリントしましょう。

まず、画像を90度回転させます。用紙が縦長だからです。

プリンタードライバー側で、出来る物もあります。

W4をプリントするためにはA3以上の用紙が必要です。

用紙はケチらないで良い物を使ってください。

仕上がりが、全然違います。

私はEPSONの写真用紙CRISPIAを使っています。

  

カラー処理は、プリンタではなくソフト側の処理を選択します。