借りたスタートレックを見ていた。
50歳以上の方には「宇宙大作戦」と言った方が
ピンとくるかもしれない。
昔はアメリカのテレビで放送されていたやつを
輸入して日本でも放送していた。
タイムトンネル、逃亡者、謎の円盤UFOと
同じ感じのものだ。
サンダーバードなんて、「アメリカ人はみんな
こんな家に住んでるのかよ」と思ったよね。
スタートレックはテレビ版と映画版があるのだが、
今回見たのは映画版の最新作に近いものだ。
そう、まだ作られているのよ。
スタートレックは異論があるかもしれないが、私的に
分類すると、
1世代・・・・・おなじみ、カーク船長とスポック副長のやつ。(オリジナルシリーズ)
2世代・・・・・ピカード船長、アンドロイドが隊員になる。(ネクストジェネレーション)
3世代・・・・・女性船長、ボーグが隊員になる。医療プログラムも隊員に。(ボイジャー)
4世代・・・・・船ではなく宇宙ステーションが舞台。黒人船長。(DS9)
と、こんな感じだ。
映画版もこれと同じ感じでシナリオが進むのだが、2000年以降
若かりしカークとスポックや他の乗組員の話になっている。
どこかで見たような・・・
そう、スターウォーズと同じ手法なのだ。
今回見たものは、ネタバレしない程度に説明すると、自分の星を
破壊されたものがタイムトラベルして、その破壊した者を
惑星に転送し、自分の星が消滅するのを見せる。
自分と同じ悲しみを与えるため。
破壊した者と誤解されたのは、出世した未来のスポック大使。
それに現在の若いカークたちが絡んでいくのだが、
同じ時空に2人のスポックが存在することになった。
それ自体、SFとしてはギリギリセーフなのだが、なんと
その2人のスポックが会話をするのだ。
それはないだろう、って感じだ。
「彼(カーク)は時空のパラドックスが崩壊すると思い、
隠しておいたようだが・・・」
などと、言っていたが。
それは、我々視聴者に対する言い訳だろ(笑)?
ちょっとごり押しすぎ。
DVD 「スタートレック」 2009年 販売元: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン