皆さんにもまだ記憶に新しい、大韓航空機のエンジン炎上事故。
羽田発ソウル行きの便だ。
事故そのものの原因は現在調査中なのだが、
メディアで乗客の証言として「日本語での誘導がなかった」
と問題視されているのだ。
しかし、国際法上、母国語(航空会社の国)と英語で避難誘導
しなければならない、と規定されているのだが、
その通り韓国語と英語で誘導していたらしい。
つまり、
「私共は、ちゃんとやりました」
というわけだ。
しかし、羽田発なのだからかなり日本人も多く乗っていたはず。
心情的には日本語で誘導してくれてもいいでしょ?と
なるのだが、法律上は「英語が理解できないあなたが悪い」
となってしまうのだ。
私がパリに行ったとき、エールフランス(フランスの航空会社)を
利用したのだが、成田発だったためかなりの数の日本人CAさん
が搭乗していて安心だった。
サービスも日本語だったし、フランス人らしきCAさんも
下手な日本語を使ってくれた。
「私たちは、間違っていません」じゃなくて、
日本に乗り入れるんだから、簡単な日本語くらい使えるように
するのは常識的なことでしょ?と思うんだよな。
だけど、さっきも言ったように義務ではないのだから、
外国の航空機に乗るときは、万が一の時に英語で
避難誘導されてもしかたない、と覚悟をきめるしかない
ということかな。
しかしさあ、羽田発ソウル行きの便で日本人CA一人もいないのかよ。
なめてんのか、大韓航空。