本当は裏磐梯の紅葉は前回の2回で終了するつもり
だったのだが、どうしても良い天気の時に
撮影したい、ということでリベンジした。
本当にこれが今年最後だと思う。裏磐梯だけは(笑)。
喜多方市内は濃い霧の中。こんな日は晴れる。
もしガスっていても、それはそれでいいし・・・
さあ、出発。
いやあ、ガチで寒い。北海道では積雪1メートルだそうだ。
外に駐車している車のフロントガラスに霜がおりてる。
日の出とともに、ガスが薄くなってきた。
予想通り、快晴。よしっ。
いつもこの時期になると、たくさんの方にご覧いただいております。
大変、ありがとうございます。
ガイドブックに載っていない、私なりの裏磐梯のワンポイント
アドバイスを少し記載したいと思います。
裏磐梯にアクセスするには5つのルートがあります。
○ 喜多方市から大塩温泉経由の道
○ 磐梯町からゴールドラインの道
○ 福島方面からレークライン経由の道
○ 山形方面からスカイバレー経由の道
○ 猪苗代町からの道
しかし、残念ながらいまのこの時期、どのルートも渋滞します。
みんな紅葉が見たいのです。あきらめてください。
なお、比較的旧型のナビをお使いの方は、有料道路の表示が
されると思いますが現在無料です(震災復興支援)。
檜原湖を周回する道は「どこでも撮影ポイント」ではありません。
まわりが木で、遠くが見えません。
また、ほとんど車を駐車する場所がありません。
行政が「ここはけっこういいポイントだよ」というところに、
駐車スペースを作ってくれていますので、そこでガマンしてください。
無理に路肩に駐車したりすると(違法)、命の危険があります。
「歩けばいいんだろ?」という方。
駐車スペースに車を置いて、機材を抱えて歩いている方を
たまに見かけますが、お勧めしません。
カーブが多く、車に発見してもらうタイミングが遅れます。
歩道はほとんど無く、車道を歩く形になります。危ないです。
お勧めの時間帯は午前中です。
光線の向きがいいです。
朝早いから飛ばしても大丈夫だろう、と思わないでください。
朝はカメラマンで、昼は観光客でいっぱいです。
いわゆる「絶景ポイント」というのは、ほとんど私有地です。
絶景だからホテル、ペンションを建てるわけで、
そこを理解してください。「いい風景」も所有者の資産なのです。
「ちょっとくらい、いいんじゃね」とかで無断侵入で
トラブルにならないようにしてください。
特に今はかき入れ時で、対応が厳しいですよ。
熊に注意。
近頃、熊の出没報告が多いです。
おとなしく定められた王道ルートを歩くのが吉です。
自然の道ですので、トカゲくらいは当たり前に出ます(笑)。
「ああ、自然なんだ」とあきらめましょう。
五色沼散策路はけっこう長い。
成人男性で45分くらいかかります。
出口に迎えの車がないときは、ある程度進んだら
引き返さないと、帰りが地獄です。
ハイヒールは、ダメです。石、岩の上、木の根の間を歩きます。
濡れている時、靴底が平らな靴だと苔で滑ります。
そのまま沼にダイブ、なんてことにならないように。
アップダウンもけっこうあるので、足腰に
自信のない人は、毘沙門沼くらいにしておきましょう。
五色沼といっても五色ないです(笑)。ガッカリしないように。
天気が良くても朝露で足元が湿っている可能性があります。
裾が濡れてもいいような服装にしてください。