喜多方市と熱塩加納町を結んでいた、旧国鉄の
日中線廃線跡のしだれ桜が見頃になった。
連日の投稿だが、時期を逃すと価値が半減する、という
ものもあるので、しかたない。
実は、このとき大事件が起きてしまったのだ。
私は眼鏡をかけているのだが、カメラは裸眼に視度調整
してある。
カメラのアイカップが眼鏡のレンズに触ると、その度に拭かなければ
ならなくなるのが、イヤだからだ。
いつものように、眼鏡を外し胸ポケットに入れ、カメラを覗きながらよさげな
被写体を探して歩いていた。
ひとしきり撮影が終わり、眼鏡をかけたら、視界がおかしい。
私もいい歳なので、ついに頭か心臓にでもきたか、と焦ったのだが、
よく見たら、片方のレンズがない。
どこかに落としてしまったらしい。
「眼鏡の片方のレンズを落としたことが、なんで大事件なのよ」
なぜなら、しだれ桜の撮影には車できているのだ。
当然、車の運転はできない。
タクシーで家に帰る
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眼鏡屋が開店するまで待つ(現在7:00)
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タクシーか歩きで眼鏡屋に向かう
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レンズができるまで待つ
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タクシーでここまで戻り車で帰る
ということになってしまうのだ。
頭の中の記憶を巻き戻しながら、歩いた。
あった!水仙の根元だ。
土の上だから割れていない。いやー、助かった。
説明おじさんに敬意を表して。
人物は普段は邪魔なのですが、今回は風景になってもらいました。
日頃は浮いている黄色い家だが、このときはしっかり活用させてもらいました。
モクレンとの共演です。