このごろポイントの話が多くてスマン。
毎日、Tポイントサイトからアンケートのメールが
最低でも2通くらい来る。
アンケートに答えると2、3ポイントもらえるらしい。
言っておくが、2~3円だ。
「塵も積もれば山となる」だろ、と思うかもしれないが、
こういうことが心配なのだ。
例えば、アンケートに10回答えたとする。
そして、30ポイントゲットできた。
そこまでは、めでたしめでたし。
しかし、各個人にポイントを還元するということは、会員番号
が向こうに知られている、ということだ。
匿名アンケートではないのだ。
その状態で、自分の職業、家族構成、趣味、家・車のこと、
過去の病気、好きな食べ物、行ってみたい場所、などの
個人情報を提供しているのだ。
回数を重ねるうちに、あなた、という人間が丸裸にされる。
しかも自分から提供しているのだから、だれからも非難されない。
だからといって、今すぐどうこうなる、というわけではないが、
企業にとってはおいしい情報なのだ。
情報は金になるのだよ。
いきなり「今、お勧めの旅行は、これ!」などというDMが来ても、
責任の半分は、あなたにあるのだよ。
アンケートに答える前に、小さい字で、
「この情報は提携している第三者の企業に提供・・・」などと
書いてある項目を、ろくに見もしないで、「同意」を
クリックしているパターンが、ほとんどだからだ。
しかも、関係ない旅行業者から直接メールが来ると、
「おいおい、俺の情報、どこに流してんだよ!」
と騒ぎになるので、あくまでも送信元は、YahooやTポイント
などの、いつものサイトなのだ。
そこの「お勧め情報」として、送信されてくる。
手が込んでいる、といえば手が込んでいるね。
おまけ
ペギー葉山さんが亡くなったね。
「ドレミの歌」は子供の頃、日本の歌だと思っていた。
それが、ミュージカル「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」の
中で歌われていた、と気づいたのは、しばらく後のこと。
「どうせ、ザ・サウンド・オブ・ミュージックなんて、歌って踊って楽しいな、だろ?」
と思っていたのだが、実は奥が深い。
これはファンタジーではない。実話なのだ。
ドイツに併合されたオーストリアの将校が、祖国の花、
「エーデルワイス」を聞いて、どんな気持ちだったか。
「エーデルワイス」は歌詞の最後が、
「祖国よ永久に・・・」である。
これが理解できてはじめて、なぜナチスの旗を引きずり下ろし、
家族を連れて命の危険を冒してまで、亡命したかがわかる。
けっこうスリルがあり、ガチムチの男性でも楽しめる内容だ。
ちなみに、ドレミの歌の日本語版のソがなぜ「青い空」なのか?
たしか、徹子の部屋で本人が語っていたが、
「ソで始まる適当な言葉がみつからなかった」
からだそうだ。
かなり前、主演のジュリー・アンドリュースが来日したとき、
サービスでドレミの歌の日本語版を歌ってくれたね。
たしかその時、ペギーさんも隣りにいたはず。
頼むから、ハリウッドスターに変なこと、させないでくれよ。
しかし、日本が戦後の焼け野原でバラックに住んでたころ、
アニメの「ピノキオ」とか、カラーで作ってんだもんな。
戦争に勝てるわけないわな。