あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

1日くらい放置すると、いい香り

2017年05月17日 04時56分41秒 | シャネル フレグランス

  

ついにカオスに突入です。

今回はアリュール・オムを紹介します。

このシリーズは、とにかく種類が多い。

いったい何をしたいのか、と思えるくらい。

しかし、男女ともこのアリュールのシリーズには

新しいコンセプトが投入されているので、当時としては

かなり肝いりの製品だったはずです。

  

アリュール・オムはカオスの世界の入り口。

最初の製品です。

女性向けのアリュールでも書いたが、

「ファセット」と呼ばれる香りのカテゴリーが

設定されている。

味で言えば「甘み」「酸味」「苦み」

などに該当する味を構成する要素だ。

アリュール・オムには「フレッシュ」「センシュアル」

「ウッディー」「スパイシー」のファセットが存在する。

それぞれに花の成分を割り当てるのだが、詳しい話はいいでしょう。

アリュール・オムはフレッシュでセンシュアルな、ウッディーを

基調とした、ちょっとスパイシーな香りなわけだ(笑)。

自分でも何を言ってるのか、わからん。

  

肝心の香りの印象は。

トップのチャラついた上澄みが気になる。

フレッシュのマンダリンやベルガモットをぶち壊すのはなんだ?

よくわからん。

しかし、トッシュにつけてしばらくすると、結構いい香り。

もったいないね。

たぶん、シダーウッドがいい味出してるのだと思う。

自分が感じているより、ある程度時間が経ってから感じる

他人の方が良い印象があるかもしれない。

しかし、後からいい香りなんて売り場では確認できない。

もっと、良いインパクトにして欲しかったね。