SanDiskのフラッシュメモリーの偽物が
あるのは、知っていた。
絶大なる信頼性で、売れているからね。
やっぱ、売れる物には偽物があるんだな。
「偽物なら、古くて遅いのか?」と思われる
かもしれないが、なんとそれよりたちが悪い。
なぜなら、動作確認で、ばれないように、
「わざと壊してあるから」なのだ。
なんと、動かないのである。
これは、ひどい。
「だったら、返品したら?」と想われる
かもしれないが、「ジャンク品扱いなので、
ノークレーム・ノーリターンでお願いします」
とか書いてあるらしいのだ。
そう、フリマあたりがヤバいのだ。
手口は、捺印を削り、レーザー刻印機で
偽の型番を掘るようだ。
こんなこと、個人ではできない。
組織的な犯罪かもしれない。
また、「箱だけは本物」という場合もある
らしい。
当然、箱のシリアルNo.とチップのシリアル
No.は合わない。
CPUは安い買い物ではない。
市価の5,000~10,000円くらい安い
だけで、偽物をつかまされては、たまった
ものではない。
やっぱり、保証付きの信頼のある店から
買うのが一番だね。
豆知識
自作はできないけど、メモリー増設くらい
なら、できんじゃね、と考えている方。
自作の世界では、明らかな初期不良の
場合は交換、返金してくれるが、
「不良品ではないが、相性が悪くて動作
しない」という場合は、返品できない。
不良品ではないからだ。
その場合は・・・泣くしかない(笑)。
あるいは、フリマで売っぱらうしかない。
その場合も「動作確認済み」ではないので、
ジャンク扱いになってしまう。
「動くはず」は、通用しないのだ。
私は、何度もそんな経験をしています。
すべてのパーツは規格通りに作ってある
はずなんだが、動作しないことがあるんだな。
あとは、1~4までのスロットの、どこに何を
差しても動作するはずなんだが、なぜか、
1番はHDDを差さないと動作しないとか。
パーツを1つずつ差して認識させながら
組み立てないとダメ、だとか。
自作あるあるです。
あと、ちょっとPCに詳しくなってくると、
やりがちなのがCPUの換装。
「このノート、遅えな。なんとかならんのか」
というとき、「おっ、いまCPUは○○○だけ
ど速い△△△に変えられるじゃん」
となったとする。
しかし、CPUの発熱はクロックに比例する。
設計より高い発熱量になり、ボディが
溶けたり、煙が出たりする。
また、消費電力が上がり、電源回路が
ついていけなくて、立ち上がらなくなったり
する。
ノートPCは、スペースがシビアなので、素人
が手出しできるものではない。
まあ、裏の増設スロットにメモリーを差す
くらいだね。
その時も、速度の速いメモリーを差しても、
メモリーは遅い方に合わせるから、本体
のメモリーも変えないとダメだよ。
チップセットの関係で、最大メモリーが決ま
っているから、それ以上差しても認識しない
よ。
それは、取説に書いてある。
苦労して、本体・増設メモリーを交換して、
「よっしゃ、できた」と思ったら、パーツを
いっぺんに交換したので、Windowsの認証
が通らなくなり、コールセンターへ・・・
これも、自作あるあるです。