あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

私のフライトシミュレータの原点

2020年07月24日 01時00分00秒 | 写真

  

本棚を整理していたら、懐かしい物が

出てきた。

フライトシミュレータは、発売されるたび

いつも購入してきた。

今年も8月に、2020年版が発売

される予定である。

私が好きになった原点とも言える作品が

これだ。

左下に「富士通FM-7」と書いてある。

30年位前の、8ビットのパソコンだ。

今のWindowsと違って、当時のソフト

は、○○○用とかあって、違えば当然

動かなかった。

どれだけ動くソフトがあるかで、売れ行きが

大きく違っていた。

富士通は「FM-○」

NECは「PC-○○○1」

シャープは「MZ-○○」

という、ブランド展開していた。

たしか、カシオも参入していたはず。

出たばかりのWindowsも、NEC PC-98用

と、それ以外用に分かれていた。

Windowsとの互換性を保てば保つほど、

自社製品の差別化ができなくなる

というジレンマに陥っていった。

Windowsを甘く見ていたNECは、自社

独自の機能を重視しすぎて、「Windows

が動かない、使えねえパソコン」という

烙印を押されてしまった。

当時は漢字すら、まともに入力できなかった。

ワープロソフトって、今なら文書を作成する

ソフトっていう認識ですよね。

でも当時は、漢字が表示、印刷できるソフト

くらいの認識だった。

そう、当時、漢字は文字ではなく、ドット絵

だったのだ。

扱いは「スーパーマリオ」と同じである。

  

では、このフライトシミュレータ、どんなソフ

トだったのか。

風景はなんと「線」。

専門的には「ワイヤーフレーム」と言います。

これで満足していたんだねえ。

裏面には

LOADM"CAS0:",,R

とパソコンに打ち込んでください、と書いて

ある。

これは、カセット0番のデバイスからマシン語

プログラムをロードしなさい。

ロードが終わったら、即実行しなさい。

という命令のことである。

  

えっ、カセット?

では、中身を見てみましょう。

音楽テープ?

いえいえ、この中に、アナログに変換

されたプログラムが書き込みされて

います。

読み込むときは、逆にデジタルに変換

するのです。

単純に、音がすれば"1"、無音なら"0"

という理屈です。

カセットのPLAYボタンを押すと、スピーカー

からビー~ヒョロヒョロ、っていう音がしてま

した。

なぜ、こんなものが今まで残っていたんだろ

う。

やっぱり、思い出がいっぱいあって、捨て

られなかったのかもしれない。

  

おまけ

  

水もしたたる、いい男?

  

ガストで、ドリンクバーへコーヒーを

取りに行く際、ふと右側の席を

見たら「使用禁止」の張り紙が

してあった。

なんで?

張り紙のわきを見たら、テーブルが

水でビショビショだ。

えっ、こんな新しい建物で、雨漏り?

いやいや、雨なんか降ってねえし・・・

とりあえずコーヒーを入れて、帰りに

じっくり見た。

そしたら、空調の吹き出し口から

水が垂れていた。

まあ、よくあるパターンでは・・・ある。

 

コメント
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