私は酒を飲まない。
飲めないわけではないのだが、うまいと
思ったこともないし、「イヤでも飲まなけれ
ばならない」という仕事でもないから、飲ま
なかっただけである。
その私が、年に1~2度、酒を飲む時がある。
来客用の酒を、賞味期限が切れる前に
処分するときである。
捨てるのは、もったいないからね。
女房も飲まないので、本来なら、酒は
1本もなくともいいのだが、急な来客時、
あわてて酒を買いに行ったら、いかにも
「あなたのために、買ってきましたよ」と
言わんばかりで、お客様もいい気がしない
だろうと、ストックしているのだ。
どんだけ、客が来ねえんだよ、って話だが、
酒を飲まない家には、酒飲みは来ない
そうである(ほんとかよ)。
ビールなら1リットル(500mm缶2本)くらい
飲んでもなんともないのだが、スコッチを
これくらい飲んだら、立ち上がるとき
ちょっとフラっとした。
あっ、これ、ミニチュアボトルね。
通常ボトルでは、ないですよ。
いつもは何でもないのに・・・
その日の体調によっても、違うのかな。
別に調子が悪かったわけでは、ないのだが。
やっぱ、アルコール濃度が違うと、違いが
出るのかな。
私は「酔っ払った」という経験がないので、
よくわからないっす。
まあ、来客用にスコッチを置いている時点
で「わかってねえなあ」と言われそうだ
が・・・
そういえば「カミュ(CAMUS)」を「カムス」
とか言って、酒屋さんに笑われたっけなあ。
遠い記憶です。
おまけ
どうする、8cmのCD。
かなり前、シングルCDで8cmのCDがあった。
私も、けっこう持っている。
たしか、シングルのCDはすべて、このサイズ
だったような記憶がある。
通常のCDは、レコードでいう「LP」にあたる
容量で、シングルの1~2曲程度では、
サイズが大きすぎるためだ。
その8cmのCDなのだが、現在は発売されて
いないので、ラックにもファイルにも収納し
づらいのだ。
昔は専用のサイズのラックが販売されていた
のだが、今は8cmのCDが発売されていない
ので、こちらも姿を消してしまった。
「収納する」というためだけだったら、ケー
スだけ購入して、このようにすればいいのだが・・・
しかし、これではだめなのよ。
なぜなら、ジャケットが収納できない。
私は、CDの価値の3割はジャケットにある、と
思っているので、これでは困るのだ。
家電を買って「箱は、いらねえ」と同じでは
ないのだ。
うーん、どうしたものか。
ちなみに、CDの、あのサイズは、どのように
して決まったのか。
「次世代のレコード」を見学に、カラヤンが
ソニーを訪問したとき、関係者がカラヤンに
「どれくらいのサイズがいいですか?」と
質問したとき、カラヤンが「ベートーベンの
第9が全部入るサイズにしてくれ」と言った
ので、あのサイズになったそうである。