あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

撮影後にそば食い

2012年10月11日 16時25分04秒 | グルメ

今回は写真撮影後に道の駅で食事です。

裏磐梯の道の駅です。

Cimg0267

たしか、ここのそばは2回目です。

写真撮影は朝が早いことが多いので、そば屋さんが開店するまで

待っていられません。

ですから、手っ取り早く道の駅で食事です。

ですから、今回は軽めのレポートです。

 

食事は食券を買います。

Cimg0264

天ざるそばを食べます。1,100円ですね。一番高いです。

「手打ち」をうたっています。

Cimg0265

 

Cimg0266

どうもそば粉に関してはスタッフは詳しくないみたいです。

見た感じ、ロール挽きの二八そば、とりあえず手打ち、

みたいな感じです。

品種も不明です。

「そば粉に品種ってあるんですか?」

と逆に質問されました。

 

値段の割には、天ぷらが多いです。

タネは一般的な物ばかりですが・・・

 

つゆは市販品レベルです。

早い段階からワサビをつかいました。

そば湯は、ありません。

 

まぁ、悪く言うつもりはありませんが、道の駅ですからこんなものなんでは

ないでしょうか。

山塩ラーメンにすればよかったかなぁ。

でも山塩ラーメンはSIO-YAに行くまでがまんしよう。

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ピントの話 その3

2012年10月07日 07時11分33秒 | 写真

ちょっと高度な話

 

今日の話はちょっと難しいかもしれませんので、その方は無視して

いただいてけっこうですよ。

 

どこにピントを合わせる?

 

あくまでも一般的な話ですが、

 

風景は遠景なら∞、近景なら20,30mくらい。

 

生き物は”目”

人間の女性ポートレイトなら”まつげ”。

”まつげ?”、慣れればできますよ。

さらに横向きの女性なら手前の目の”まつげ”です。

できますって、大丈夫。

でも短い玉で近づきすぎないように。

「いやーっ、近すぎー!!」って嫌われますよ。

 

花は”めしべ”。花びらではありませんよ。

 

斜めになっている乗り物などは中間よりちょっと手前です。

これは深度の関係で全体にピントを回すためです。

ただし鉄チャンのような一部のマニアなどは、

「車体番号がボケちゃあ、意味ないじゃん!」とか言いますので、

そういう趣味の人はそっち方面の方に聞いてください。

 

コサイン誤差

 

以前、フォーカスロックの話をしました。

ピントを合わせて構図を変える方法でしたよね。

でも、実はどの距離でも使える技ではないのです。

花などを撮るマクロ域では使えないのです。

自分でピントを合わせたつもりでも、いざ構図を変えると、

ピントがボケているのがファインダーで確認できます。

なぜ、そうなるのか。

その前に、そもそもピンボケとは?

 

ピンボケとは?

 

ピントが目的の物より前後することですよね。

では前後してしまった原因は?

自分が前後した・・・はい、そうですね。

被写体が前後した・・・これもそうですね。

ではあとは?

カメラが上下、左右に角度が移動することによって、若干距離が変わります。

これをコサイン誤差と呼んでいます。

通常域なら”深度内に収まる範囲”なのですが、極端に深度の浅い

マクロ域だと深度から外れてしまうことが多いんですよ。

そんなときはMFに切り替えて撮影しましょう。

 

マイクロアジャストメント

 

これはほとんどないことなのですが、なんの不手際もないのに

「いつもちょっと後ピンになる」などということがある場合があります。

レンズを変えてもそうなる場合はカメラ本体に原因があることが

多いのですが、レンズを変えれば解消する場合はレンズの個体差です。

いわゆる”はずれ玉”です。

これはもうサービスセンター行きのレベルなのですが、プロのカメラマン

で、締め切りに間に合わないという場合などはマイクロアジャストメント

をつかいます。

これはカメラが「ここだ!」って決めた位置から強制的に一定量前後させる

機能です。

ミドルクラス以上のカメラには備わっている場合が多いです。

しかし、自分の腕と目にかなりの自信のある方以外にはお勧めしません。

実際、私も一度も使ったことはありません。

めったに”はずれ玉”なんてありませんよ、ちゃんと検査してますから。

 

*注意

 レンズの味として、カリカリシャープな絵やおだやかな絵を作るものが

 ありますが、それはピントが甘いとか、そういう話とは別です。

 

距離のある∞?

 

風景を撮影する場合、MFにして距離を∞にすることがありますよね。

年配のかたはご存じでしょう?

ピントリングを動かなくなるまで右または左に動かすって。

でも今のレンズって∞に幅があるんですよ。(AFの特殊低分散レンズ使用品)

なんでもレンズの熱膨張を計算して幅を持たせているらしいです。

ですからファインダーを確認しないでピントリングをぐりっと回した

だけだと、∞なのにピントが甘い写真になる可能性があります。

ご注意あれ。

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ピントの話 その2

2012年10月06日 06時50分36秒 | 写真

AFのしくみ

 

カメラのオートフォーカス(以下AF)は主に被写体のエッジのコントラスト

を検出して距離を測っています。

ですから、全体的に均一な色合いや、画面が極端に暗かったり、

明るかったりするのが苦手です。

 

一般的なカメラの場合、ファインダーや液晶画面に”AFフレーム”

というものがあります。

これをピントを合わせたい物に向けてピントを合わせます。

昔は一つだけだったのですが、今はいっぱいあるんですなあ。

”画面のどこにあってもピントが合う”という訳なんでしょうが、

これが自分の思っている所に合わせてくれないんですなぁ。

大体、一番近くにあるものにピントを合わせる傾向があるようです。

ではどうするか?

 

勝手にカメラがAFフレームを選択しないように、自分でAFフレームを

選択し設定します。

そのフレームでピントを合わせ、ロックします(シャッター半押し)、

そのまま自分の意図の構図に変えてシャッターを下まで押します。

これをフォーカスロックと言っています。

このとき変えるのは構図だけで、ズームレンズのズームをいじっては

いけません。

設計上”ピントが合った状態でズームしてもピントは合ったまま”

のはずなのですが、中にはデキの悪い玉があるようで、ピント位置

がずれる可能性があります。

 

置きピン

 

鉄道写真のように、今いないんだけど来たときに素早くピントを

合わせるにはどうするか?

あらかじめ近くの電柱などにピントを合わせておきます。

そして”その場所に来たときに”シャッターを押します。

これを”置きピン”と呼んでいます。

このとき、電柱にピントを合わせたらマニュアルフォーカス(以下MF)に

切り替えておかなければなりません。

シャッターを押したとき、もう一度AF動作をさせないためです。

 

追従型AF、AIサーボAF

 

中級機以上のカメラでは上記のAFを搭載しているものがあります。

追従型AFはシャッターを半押ししている間、AF動作を繰り返します。

動いている物を撮影するときに使います。

AIサーボAFはもっと賢くて、等速で移動している被写体の速度を計算し、

次にいるであろう距離の所までレンズを先回りで移動させます。

成功写真が撮れる可能性が大きくなります。

主に、車や列車の撮影につかいます。

 

MF

 

「MFって手動でしょ?」

たしかに話はそれで終わりですが、補足事項があります。

ファインダー式のカメラの場合、暗いレンズだとピントが合わせずらい

傾向があります。

だったら明るいレンズならいいのか?

明るすぎるレンズは深度が浅すぎて、これまたピントが合わせずらいのです。

EF85mm 1.4Lクラスのレンズは絞り開放ではMFはムリと言われています。

またレンズの設計の違いでも、ピントが合わせやすい物と、そうでないもの

があるようです。

これを”このレンズはピントの山をとりやすい”などと表現します。

「俺わぁ、AFなんてものわぁ、使わねぇの!」

そんな自慢をしていたのは昔の話。

今のAFは人間の目よりはるかに優秀です。

積極的に活用した方がいいと思います。

なりより、神経を絵作りに集中できますからね。

 

コメント (2)
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写真用語辞典

2012年10月03日 12時00分48秒 | 写真

書棚を整理していたら今から約20年前に購入した写真用語辞典が出てきた。

さすがにもう使えないだろうと思ったら、以外と今でも通用するんですね。

今はデジタルですから、フィルムの性格とか現像の仕方とかは

古くて使えませんが、レンズの性質とか色の関係とかは現役で使えます。

光の性質というのはピタゴラスの時代から変わってないのですよ。

そしていかにハイテクの現代であっても、光の性質を変えるまでには

人類の英知は至ってないのであります。

 

そこでピントの話。

 

自分の撮りたい被写体が1m先にあったとします。

そこでピントを合わせるのですが、それは物理の法則で一点しかありません。

1m以外の1.0001mでも0.99999mでもないのです。

距離が1mでないものはすべて”ボケている”ということになります。

しかし距離が1mに近づくにつれだんだんボケの量が少なくなっていき、

しまいには人間の目では、ボケているのかいないのかわからなくなります。

わからないのなら”ボケていないことにしよう”ということになりました。

つまりピントが合っているということにしたのです。

ピントの位置に幅ができましたね。

これを専門用語で許容錯乱円と言います。

大体八つ切りサイズで1/30ミリまでのボケだそうです。

そして、どれくらいまでがピントが合っていると認識されるかという距離

を被写界深度(深度)と言います。

被写界深度内に収まっている被写体すべてが”ピントが合っている”

ということになります。

  

そしてこの被写界深度には次のような性質があります。

  

広角になるほど深く(長く),望遠になるほど浅い(短い)

絞りを絞ると深く、開けると浅い。

被写体までの距離が長いと深く、近いと浅い。

ピント位置より後ろが深く、前が浅い。

マクロ域まで近づくと、ピント位置の前も後ろもほぼ同じ深度。

  

そして画面のすべてが被写界深度内に収まっている、つまり

画面全体にピントが合っている写真を”パンフォーカス”と言います。

  

「ピントなんてAFだからカメラまかせでいいんじゃね?」

いいえ、見せたい物にピントを合わせ、それ以外はぼかす。

この自分の意思をカメラが理解してくれますか?

してくれないんだったら自分でコントロールしるしかないですよね。

  

撮影データー

Canon EOS-1HS EF35-70mm 3.5-4.5 f16 AV PKR ポジをスキャン

広角側で絞りを16まで絞った。画面全体にピントがきています。

Urami011

  

Canon EOS-1HS EF80-200mm 2.8L f2.8 AV PKR ポジをスキャン

中望遠で絞り解放です。ボケの量が多いですね。

Hana104

  

Canon EOS-1HS EF100mm macro 2.8 f2.8 AV PKR ポジをスキャン

マクロ域で絞りを開けると、ピント位置の前後4,5ミリしかピントが合いません。

Bara061

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