アコログ

色んなコトを感じ思ったこと。 誰かに伝えたくなったこと。 日々の記憶。忘備録。

ぼおるぺん古事記

2022-03-08 12:57:00 | BOOK

空色勾玉の世界観から
抜け出せず、元となった古事記を
読んでみたくなった…ものの、、
難しくないやつ無いかな〜と
見つけたのがこちら♡


こうの史代「ぼおるぺん古事記」

「この世界の片隅に」や
「夕凪の街 桜の国」で有名な
漫画家さんの描く古事記です。

入り込むまでは、
ちょっと大変だったけれど、
入り込むとめちゃくちゃ面白い!


登場人物が愛嬌があって
表情豊かで可愛い!

特に天照大神が可愛い♡



スサノオはほんっと最低(=ω=.)
姉の天照大神が色々許してるのに、
宮殿に糞を撒き散らし、田んぼの
畦や溝を壊したりの暴挙…
その漫画もをウケた(≧∇≦)ブハハハ

とにかくこうの史代さん、
めっちゃ上手いです!

イザナギとイザナミの国作りも
躍動的なタッチで描かれていて
くるくると流れる感じで
国を産んでゆく様子がとてもいい!



これがボールペンで描いたとは!
もー、素晴らしいです!(ㆁωㆁ*)

イザナギとイザナミの物語は
知ってるのでまぁまあ読めたけど
原文を少し分かりやすくしたような
文体なので、いささか難しい(^▽^;)

でも面白過ぎるので、
早速2巻と3巻も買って来ました!!


2巻は出雲神話


因幡の白兎から始まる
国を作ったオホクニヌシの物語です。


オホクニヌシは名前が沢山!
ヤチホコ、オホアナムジノカミ、
葦原色許男神は不細工って意味らしい…
けど、本当はイケメンなのか、
とにかくすごいモテるし浮気者!!


スサノオから娘を奪って妻にしたけど…


いい女がいると聞くとはるばる訪ねて行き
契りを結び、またあちこち赴いては、
愛を交わし、めちゃ子孫繁栄しまくる。

正妻のスサノオの娘のスセリビメは
嫉妬深い奥さんだったので…



こんな感じで怒りまくる。
その絵が最高です(^w^) 

時々内容が分からないなぁ?
と思ったら。。


こちら「古事記」「日本書紀」が
分かりやすく説明された本と
照らし合わせて読んでます^^
参考書みたいな感じダネw


勉強も兼ねてるみたいで、
何だかとっても楽しいです♪

出雲編読んでたら、すごーく出雲に
行きたくなりました〜(っ'ヮ'c)<♡
行った事ないんだよなぁ〜