ヘブル
13:24 すべてのあなたがたの指導者たち、また、すべての聖徒たちによろしく言ってください。イタリヤから来た人たちが、あなたがたによろしくと言っています。
13:25 恵みが、あなたがたすべてとともにありますように。
13:24 すべてのあなたがたの指導者たち、また、すべての聖徒たちによろしく言ってください。イタリヤから来た人たちが、あなたがたによろしくと言っています。
13:25 恵みが、あなたがたすべてとともにありますように。
一つ前の段落を見ると、アーメンとあって、希求法での祈りが書かれています。
Ⅱ頌栄と祝祷
13:20 永遠の契約の血による羊の大牧者、私たちの主イエスを死者の中から導き出された平和の神が、
13:21 イエス・キリストにより、御前でみこころにかなうことを私たちのうちに行い、あなたがたがみこころを行うことができるために、すべての良いことについて、あなたがたを完全な者としてくださいますように。どうか、キリストに栄光が世々限りなく(ありますように)。アーメン。
21節でアーメンと祈った後、5節文章が続いて、アーメンと言ったらもうおしまいではなかったのです。
アーメンで締めくくる祈りについて考えます
1個人的にアーメンと祈る時はどんな時でしょう。
賛美、感謝、告白、とりなし、自分の必要と祈り、神様にみんな聞いてもらえたと満足をして、最後に「イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン」と、はい、これでお祈りは! という定番の言葉のようであったことを悔い改めました。神との霊的交わりはずっと続くのですから。
2主日礼拝でアーメンと、どんな時に祈りますか?
途中で 最後に3回祈っています
1---礼拝の途中でのアーメン
招詞を聞いたり、他の人のお祈りを聞いたりして、ああその通りだなと思える時
2-A頌栄のアーメン
これは、礼拝讃美で、神に栄光と感謝と賛美を主に帰して、献身の思いを込めて高らかに歌う歌詞の最後はアーメンです。
- 父・御子・御霊の大御神に とこしえ変わらず御栄えあれ 御栄えあれ アーメン
- 栄えあれや 父と御子と御霊の 昔も今も変わらぬ神に ときわにアーメンアーメン
- すべての恵みのもとなる神を 造られし者いざたたえまつれ アーメン
書簡の最後がアーメンという祈りで終っている書は多くあり、その内容が讃美の歌詞になっているようです。へブル書だけは特別に20、21と二節に渡って長いですが、それも頌栄にあたります。
2-Bb祝祷の後のアーメン
祝祷では、派遣の意味を込めてなされる祝福の祈りがなされます。それは、教会から、この世に三位一体の神とともに派遣されて行く祝福の約束に「アーメン」と言って祈っているのです。へブル書でいうなら、最後の25節の
「恵みが、あなたがたすべてとともにありますように」にあたります。
- 「仰ぎこい願わくは、我らの主イエス・キリストの恵み、父なる神のご愛、聖霊の親しき御交わり 御前に集う一同とともに、今もとこしえまでも、豊かにあらんことを アーメン」
ただ恵みがあるだけではなく、その恵みをあかしし、伝道しに遣わされ、拡大していく意味を持っていると言えます。
3-C オルガンの後奏のあと
祝祷で終わらず、オルガンによる短い演奏を聞いて礼拝は終わることになります。牧師はオルガンの後もアーメンと言われます。
いっさいを神に委ねて、神の恵みと祝福を感じ、献身して遣わされることを自覚する大切な時だと言えます。
★祈って、アーメンと言ったら、すっと立ち上がって自分のことを考えていたことを悔い改めました。祈りの後の余韻も大切にしたいと思いました。
★聖書をone sittingで読んだ後も、デボーションの後も、読めた!、終わり! と立ち上がらずに、恵みによって与えられた内容を深く理解し、生活に適用し、献身して仕えよう。三位一体の神がともなって派遣してくださる恵みをかみしめる。そんな余韻をもって神のことばである聖書を綴じるようにと示されました。
★ このように、祈りは礼拝と同じであると、体験的に気付かせてくださったのは牧師でした。久しぶりに祈祷会で牧師と祈りのペアになった時、私が「イエスの御名によつて祈ります。アーメン」と言い終わってから頭を上げたら、牧師はその後少しの間をおいてから頭を上げられたので、あれっと感じたので、気になっていたのですが、その意味が今回の学びで解けました。霊性が浅い自分を自覚しました。