高田山天王寺では年末年始の行事を次の通り行いますので、万障繰り合わせて御参拝くださるようお願い申し上げます。
○除夜の鐘 12月31日(土) 午後11時45分開打
○初元三大師供 1月 3日(火) 午前10時・観音堂
○初寅祭り 同 同
○平成29年 占いと運勢についての指導
○おたきあげ 年末は25日から、年始は月末まで
○七草粥 1月 7日(土)
○節分会 祈祷 2月 3日(金) 豆まきも執行します
高田山天王寺では年末年始の行事を次の通り行いますので、万障繰り合わせて御参拝くださるようお願い申し上げます。
○除夜の鐘 12月31日(土) 午後11時45分開打
○初元三大師供 1月 3日(火) 午前10時・観音堂
○初寅祭り 同 同
○平成29年 占いと運勢についての指導
○おたきあげ 年末は25日から、年始は月末まで
○七草粥 1月 7日(土)
○節分会 祈祷 2月 3日(金) 豆まきも執行します
天台宗総本山である比叡山延暦寺の国宝根本中堂が大改修される運びとなりました。
延暦寺東塔が根本中堂であり、叡山一山の中心に位置し、国宝に指定されております。
宗祖伝教大師最澄様は入唐する以前に、自ら彫られた薬師如来像を安置し、小堂を建立されました。それが延暦寺の基礎となった比叡山寺一止観院です。
根本中堂は三方が廊下で囲まれ、その内部は前方二面は外陣で床張り、他は内陣で床のない石の間に須弥壇(国宝)があり、本尊薬師如来が安置されています。
壇上にある一対の灯明は最澄が中国の天台山から請来した聖火で、十六世紀に織田信長によって全山が焼亡したときにも途絶えず、今日にまで灯り続けております。現存の建物は江戸時代に再建された、古制を残す単層入母屋造りですが、平成28年度から10年の予定で大改修に着手いたします。ご協力のほどお願い申し上げます
合掌
平成28年4月5日
会津天王寺住職 柴田聖寛
2011年3月の福島第一原発の事故から今年で5年目を迎えますが、未だに福島県はその後遺症に悩んでいます。とくに浜通りや中通りは今も除染が行われており、それこそ元にもどったわけではありません。会津地方も風評被害で大きなダメージを受けており、それが観光や物産にも暗い影を落としています。さらに、福島第一原発から半径20キロメートル以上離れているか、離れていないかでも国の対応が違っていることについて、疑問視する声が県民の間から上がっています。年間1ミリシーベルトが問題になっていますが、将来どのような影響が出るかは分かっていません。福島市や郡山市では除染された土が庭に放置されているのが実情です。私は天台宗の一僧侶として、今度とも祈りを通して福島県の復興にお役に立てればと思っています。
旧年中の御厚誼を感謝申し上げ
尚本年も宜敷く御願い申し上げます
御一家方々の御満福を御祈念申し上げます
忘己利他
悪事は己に向え
好事は他に与う
山川草木悉皆成仏
平成28年 元旦
〒969ー6264
福島県大沼郡会津美里町字高田甲2968
会津高田山天王寺
住職柴田聖寛
さて、維摩だなー
維摩居士又は、浄名大士ともいう。
「維摩経」に登場する中心人物であるインド、バイシャーリー(毘舎離)の長者であり在家で大乗仏教の玄義に明るく般若の深義「無相不可得」特に文殊と論争し不二の法門(悟り)は「空」の一字をも用えずとし「黙」を持って処したことは有名である。
のちのち禅の深義、華厳、密教の思想にもことさら影響したようだ。小生にとっては現代版「維摩居士」が登場することを願うばかりの今日この頃であります。
合掌