再び福島第一原発の危機が迫っているのではないでしょうか。とくに気になるのは4号機です。台風や地震などで4号機が倒壊した場合には、冷却ができなくなり、使用済みプールの中の燃料がメルトダウンする危険性があります。8時間位で放射性物質が漏れ出し、福島第一原発から約100キロ離れた会津地方には、それから2時間で到達するとみられています。約220キロ250キロまでの範囲が避難区域になると予想されています。
もちろん、福島県は会津地方も含めて、全員が逃げ出すしかなくなります。首都東京も、深刻な事態に陥るともいわれており、まさしく日本は万事休すです。野田佳彦首相は、さっさと収束宣言をして、まるで他人事ですが、そんな悠長な状況ではないのです。会津に限ってみると、避難経路としては、越後山脈を越えて新潟県に入り、それから富山方面に向かうのがベターだと思われます。高齢や病気で避難できない場合は、長期間の食糧を蓄えておかないと、放射能以前に餓死者が出る恐れもあります。
国が真実を教えてくれないわけですから、私たちも、自分の身は自分で守るしかないのです。最悪の事態に、天台宗としても備えておくべきではないかと思います。
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大量の食糧を天王寺さまに備蓄しておきますか?
聖観様としては何をなさるんですか?
天台宗として何をどのように備えるべきなのかお示しください。