風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

熱中症になった時のこと(死ぬかと思った!)

2018-08-23 23:32:04 | 日記
2004年の夏、イギリスに行って、まだ半年くらいしかたっていない時のこと。
母が悪性リンパ腫で、精検の為、お腹を切る手術を受けたので、日本に戻りました。

ある日のこと、出かける用事があり、大急ぎで出たのですが、水を持って行くのを忘れたのです。
いつも、水は、忘れないようにしていたのに、
この時に限って水を入れたペットボトルを忘れたのです。
どこでも、ペットボトルの水など買えると思っていたのが間違いでした。

水が飲める状況でなかったのですが、我慢していたことが、大きな災いになりました。

のどが渇いて、脱水症状になり、その後、友人と会って、冷房の効きすぎるカフェに行ったことで、
家に帰ってから、具合が悪くなりました。
外の暑い温度と、カフェの中の冷房の効きすぎた店内の温度差が激しすぎました。

高い熱が出て、病院も、お盆のため、開いてなくて、救急車で行ったのは、地元でも評判の悪い病院でした。
そこでは、何の処置もされずに帰ってきました。医者が突然、居なくなって、戻ってこなかったのです。

それから、お盆の間、死ぬかと思いました。
どこの病院もあいてなくて、熱が出ても、食べ物を買うために近くのスーパー
に、うどんを買いに行きました。

外に出て、汗をかいて、家に戻ってくると、一旦、熱は37度くらいに下がるのですが、
その後、また39度、40度の熱が出てくるのです。

熱が3日3晩続き、酷い咳で、横になることも出来ませんでした。
あの時は死ぬかと思いました。

それほど、つらかったのです。
熱がある上、咳のため、一睡もできなかったからです。

私の住むアパートの部屋は,冷房も、効かないような暑い部屋でした。

お盆の間、病院に行くことも出来ず、本当に、このまま死ぬのでは、と思いました。

咳も酷く、呼吸できなくて寝ることも出来ませんでした。
やっと、お盆が開けて、自転車で15分くらいの駅前のクリニックに行くと、肺炎になってると言われました。
自転車で毎日、クリニックに、点滴を打ちに行きました。
治るまでに、1か月以上かかりました。
今、思い出しても恐ろしい思い出です。

それまでは、夏に、熱を出して、咳をして、風邪などひいたこともなかったから。

熱中症から来る肺炎、侮れないです。

今年は、多くの方が熱中症で、病院に担ぎ込まれて、点滴を受けたり、または、熱中症が原因で
亡くなられた方もいると思います。


まずは、水分補給。そして、無理して外に出ないこと。
外に行く場合は、涼しい場所に行くこと。

母の亡くなった年の夏、私は夫と一緒に、海遊館に行きました。
あそこは、ゆったりしていて、ずっと、一日中、居たいなあと思いました。
涼し気に泳ぐ魚たちや、マンタエイを見ていると、心が癒されました。



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