皆さま、こんにちは。
先週末の大寒波、皆さまの地域では被害などありませんでしたか?
こちら長浜市では、1月の大寒波に続き
3度目の大雪となりましたが、除雪対応もしっかりと対策され
大きな被害も出ずに乗り切ることができました
関係各所の方々、誠にありがとうございます
さて、そんな大雪のなか、昨日ある表彰式が開催されました。
先月お伝えしましたこちらの賞「賞をいただきました~」
アートインナガハマスタッフを代表して、会長をはじめ
プロデューサーを合わせ6名で参加してまいりました。
会場は大津プリンスホテル。
長浜市を出発する時は大雪のなかでしたが、大津市の会場に到着すると
同じ県と思うほど、良く晴れていて雪も全くありませんでした
表彰式を前に基調講演があり、その後 表彰式・交流会へと
続きますが、基調講演の内容が 私たちスタッフをはじめ
アートインナガハマにご出展の作家さん・お客様にも
興味のありそうな内容でしたので、少し触れたいと思います。
演題:「文化はムダではない」
講師:津田和明氏(サントリー㈱元副社長)
文化という響きは堅苦しくもあり、具体的イメージの湧きにくい
ものです。その文化にについてムダではない!という強いメッセージ。
人が生きていくために必要な3要素として、「衣・食・住」が
挙げられますが、それらと比べると生きていくために必要!と
いうものではありません。しかし、人間らしく生きるためには
欠かせないものであり、体と心の育成の心の部分に働きかける
大切な要素であると、津田氏は力説されました。
また、例えば体に必要な栄養素(食)は、誰もが同じであるのに対し
心を育てるもの(文化)は一律ではないことも、文化を理解するために
重要であり、文化の特徴でもあるということです。
私は、特に音楽面(音の響きやメロディ等)で心が揺さぶられることが
多いのですが、ある人は それが絵画であり、造形物であり
ダンスや舞いであり、演劇であり!と、心に響くものは多種多様なのです。
その多種多様な文化に触れることで、人は 生き物から
人間という道徳心を持った高尚な人間へと成長する。
よって、文化はムダではなく、「衣・食・住」並みに
心を育てる重要なファクターであると結論づけられています。
講演の中では、まだまだ実例を挙げながら文化活動の
意義を力説されていらっしゃいました。
文化を起点に経済活動に繋がることもたくさんあり、文化(活動)には
心を育てるだけでなく、十分経済的効果も生みだすことも
力説されておられたことも加えておきます
この講演会のあと、いよいよ表彰式
さらに、その後 交流会にて色々な団体のかたと歓談させていただきましたが
皆さん アートインナガハマをはじめ「長浜市」の取組みに
大変好印象で「長浜市は活気がある!」「イベントが次世代に
継承されていて、お手本にしたい」等、お褒めの言葉をいただきました。
今年31周年を迎えるアートインナガハマというイベント。
この「文化で滋賀を元気に!賞」を励みに、今年も出展者・お客様・
スタッフにとって心の栄養となる素敵なイベントになるよう
取り組んでまいりますので、ブログをご覧の皆さま、
ご声援をよろしくお願い申し上げます