皆さま、こんにちは。
11/30(日)より始まりました「石原章吾展」。
昨日出勤して、このギャラリーの絵画たちを一通り鑑賞いたしましたが、昨日は
この展示会のご案内について、言葉が見つからず、悪戦苦闘いたしました。
前回の長浜市中心市街地ブランド化推進事業の一環「伊藤けんじ展」は
ガラス作品の展示会で、目に映るインパクトだけでも十分文字にできましたが
今回 当事業の展示会は、石原章吾さんという抽象画家の展示会。
まずは、作品をご紹介
DMにも使わせていただいた作品「コンポジション2014」 F50号
「風の道標 2014」 F6号
「コンポジション 2012」 F6号
そして、ギャラリーの風景はこんな様子
作家の石原章吾さんは現在75歳。作家さんのお言葉を借りれば
『芸術(特に抽象画)は、自身を如何に描くかということであり、持って生まれたものを
如何に表現するかということである。
「我如何に」「ただ今この時」を考えると、禅に辿り着いてしまった。
今、自身の制作を振り返ると 自己究明である』と。
作家さんの言葉の解釈も難題なら、その作品が表しているものも難解。。
昨日、この展示会のプロデューサーである谷内さんにお話を伺いました。
「彼の作品は、彼の心の中の その時思っている気持ちを表現している。
禅の瞑想の中で浮かんでくるものを形に表してる作品である。
美術家の中では、色使いや筆の勢いがミックスされた完成度の高さが評価されている」
とのことでした。
抽象画・・・・数々の展示会の中でも、この分野は、もっとも苦手な分野です。
なぜか??谷内さんとお話しするうちに、何となく苦手な理由はわかってきました。
抽象画には、もともと写実的なものが存在しないのだから、そこに
デッサンや物の形象を探そうとしてはいけない。色彩やタッチや形状は存在しても
具体的な人物や風景などは最初から無いのだから、個人の自由に捉えればよい。
すなわち、見る側がそれぞれ自分の感覚で捉えて、その絵に対する思いや表現を楽しむ。
これを表現している!とか、このような思いを伝えている!などの「正解」が存在しない。
だから、見る側の私は、戸惑うのだろうと。
正解がないのであれば、自分の自由に捉えればよいのであれば、
私の感じるところは、美術家の評価とは異なるけれど、それもまた良し!でしょうか?笑
石原章吾展 入場無料
会期:11/30(日)~12/14(日) 木曜休廊
時間:午前10時~午後5時
場所:ギャラリー楽座 長浜市元浜町14-23
長浜市中心市街地活性化推進 ライフスタイルブランド化事業