皆さま、こんにちは。本日は11月ラストの日。
実は今週初めより、どうも喉の調子が悪く、市販のトローチで
しのいでおりましたが、いよいよ今日は本格的に声が枯れてしまい
朝一番で、掛かりつけの耳鼻咽喉科を受診してまいりました
今日は、なるべく電話がかかってきませんように…
さて、先日アートインナガハマ2018反省会の内容を少しご紹介しましたが、
その中で、あるスタッフの意見をご紹介しました。
「近年は、会場をひと通り回るなかで、これ!欲しい~と思うものが無い」
「本当に欲しいと思ったら、人は買うのではないか」というご意見。
このご意見に対し、私が思い当たる身近な実例を、今回ご紹介したいと思います。
実は、約3年前こんなブログを書いておりました。
もちろん目の前にできた新しいお店ですし、女子が好むスイーツのお店ですから
素直に「繁盛してほしい!」という願いを込めてご紹介しましたが、
心の隅では、このゆう壱番街通りはメイン通りから一本奥に入った通りだし
駐車場も離れたところに2台しか確保されていないし、お店もこじんまりとして
チョコレート専門店だけに、価格も一粒が市販の数倍お高く、
果たして長浜市民に受け入れられるかなぁ…💦と多少の不安もありました。
あれから丸3年、最初は物珍しさもあって連日お客様が絶えなかった
チョコレート専門店ですが、今の状況は・・・
これは、前回『グラスアート展in長浜』開催中の最終日(11/11日曜)の
ある時間帯を写メったものです。
グラスアート展もそこそこお客様にご来場いただきましたが、はるかに多い
お向かいのお店に入られるお客様を写したものです。
また、最近のある平日の風景
立地条件からしたら決して万全ではありません。そしてチョコレート専門店という
嗜好品的位置付けのジャンルに、長浜辺りではお高い値段設定。おまけに駐車場も2台のみ。
何をとっても不利な条件に思えますが、事務所の目の前でお店に入って行かれるお客様を
見ていると、その条件を物ともしない何かの魅力があるのでしょう。
あるスタッフのご意見は、そんな状況を指しているのではないかと
私はこの風景を思い起こしていました。
立地条件や価格に関係なく、これが欲しいと思って、
ここまで訪ねてお買い求めくださるお客様が、実際いらっしゃるのです。
お客様が商品をお買い求めになる心理やニーズを、作り手は意識しながらも
この作家しか作れない独創性を追求し、いかにアピールしていくのか
そんなところを、最近のアートインナガハマ出展作家さんは意識されているのか否か…
アートインナガハマ応募用紙では恒例の、作品に対する想いやアピールの作文が
ありますが、良く書かれている「世界に一つだけの!」とか「私だけのオリジナル」
的な文言に対し、会場で拝見するそれは、他とどれほど違っているのか
見た目ではわかりにくいものも結構あるように感じます。(個人的感想ですが)
厳しい意見を書き連ねましたが、『人に「買いたい」と思わせる物を作ることは
相当難しい』というごく当たり前なことをしっかり意識して、ぜひ
「これ欲しい~」と思っていただけるモノ創りに励んていただきたく
アートインナガハマ出展作家さんへのエールを込めて
今回のブログを綴ってみました。