皆さま、こんばんは。本日をもち2週間の庄漫展が終了いたしました。
お越しくださった皆さま、また、作品をお買い求め下さったお客さま、
誠にありがとうございました。
さて、本日 私はお休みでしたので、お正月にNHKで連続して放送されていた
「新・映像の記録」デジタルマスター版の第5集「世界は地獄を見た」を
一人じっくり拝見しました。
昨年末12/20に塾帰りの息子と初めてこのドキュメンタリーを見た時の衝撃は
忘れられません。
12/20放送は第4集「~ヒトラーの野望~」というタイトルだったと思います。
この番組は、1995年に世界各国の映像をもとに歴史を包み隠さず伝えることを
目的にNHKが製作・放送したとのことですが、私は今回初めて拝見しました。
その時の映像は生々しく、あの時代にこんな凄惨な映像が残っていることにも驚き、
そしてまた、今なお繰り返されるテロや内戦と変わらない風景が(映像がモノクロで
画質が悪いことを除いて)TVの前に映し出されていることに、何とも言えない
無力感、そして人間の本能のようなものを感じました。
本日見た「世界は地獄を見た」の内容はまさに第二次世界大戦そのもので、
ヒトラー率いるドイツをはじめ、日本部隊の映像も克明に残っておりました。
今起きている内戦やテロで、若者が自爆テロなどを起こしていますが、
あの頃の日本の特攻隊も、まさにこの自爆テロと同じパターン。。。
お国の為に命を捧げることを使命・宿命であるかのような若者の潔さ。
よく神風特攻隊という言葉を聞きますが、響きのカッコ良さと反比例する無残な姿。
あぁ、この日本でも 昨今TVで連日放送されているような自爆テロが起きていた。。
映像を見ると、さすがに言葉を失います。
このきのこ雲は、長崎に原爆投下された時のモノ。
そして一瞬で街が廃墟と化し、人が・動物が骨と化した写真
イスラム過激派組織のテロ、そして近隣諸国では、北朝鮮の水素爆弾の実験など
不穏な情報が 未だに入ってきます。
今を生きる私たちに何ができるのか・・・私は、映像が語るものの力を信じたい。
単なる記録映像ではなく、この映像を見た世界中の人々が
戦争というものの本当の姿を見て、感じてほしい。
そのための映像・ドキュメンタリーであってほしい。そう願いながら
この番組を拝見しました