皆さま、こんにちは。
今週に入り寒の戻りで、寒がりの私は、未だにダウンコートを着ての出勤と
なっております
今週末、いよいよ長浜市ではユネスコ無形文化遺産に登録された
「長浜曳山まつり」が開催されます。
長浜曳山まつりは、神事であるため観光客向けに曜日の変更はなく
毎年 本日(ほんび)は4月15日と決まっております。今年はたまたま
週末と重なり、昨年11月のユネスコ無形文化遺産登録とも相まって
かなりのお客様がお見えになるのではないかと思います。
このところの寒の戻りで、少しお天気が心配でしたが、
明日以降は回復し、週末は行楽日和となりそうです
皆さま、安心してぜひ長浜曳山まつりに足をお運び下さいませ
さて、本日はタイトルにも書いた通り アスリートの引退について
考えたいと思います。
2日前、フィギュアスケートの浅田真央ちゃんが引退を発表されました。
本日、お昼に会見も開かれたようです。
私がこんなにフィギュアスケートをTV観戦するようになったきっかけは
やっぱり真央ちゃんの登場だったと思います。
それまでも、年末にNHK杯など放映されていましたが、それほどの
関心はありませんでしたし、オリンピックでも日本選手の活躍が
現在ほど目覚ましくなかったこともあり、マスコミ的にもそれほど関心が
無かったのではないでしょうか。
ところが、真央ちゃんの登場により、試合のTV中継を始め私生活の話題まで
ずい分マスコミで取り上げるようになり、フィギュアスケートの認知度や
その環境・スケート人口の増加等、多大な影響を与えることとなりました。
彼女の競技人生を語るとき、4年に一度の五輪は切り離せない存在でした。
まだ怖いもの知らず・伸び盛りの15歳の年に開催されたトリノ五輪。
年齢制限で3ヶ月足りず出場が叶わなかった五輪。始まりはここからかな。。
そして、少女から女性へ体型や精神面が変化を迎えた19歳バンクーバー五輪。
金メダルのキム・ヨナ選手は素晴らしかったけれど、真央ちゃんが
自分で会心の演技と胸を張れる滑りができていれば・・
そして前回23歳で迎えたソチ五輪。ショートプログラムの転倒なく、
完全燃焼できていれば・・結果はまた違ったのかな?
プロ、あるいはプロに限りなく近い形で競技しているアスリートにとっては
生涯現役などあり得ないのですから、引退は必ずどこかで経験します。
ほとんどの競技で、アスリートで活躍する期間より、引退後の人生の方が
はるかに長い。そのはるかに長い引退後の人生を自分らしく歩んでいくために
どのような気持ちで引退を決断するかあるいは、どんなタイミングで
フィギュアスケートでいえば、荒川静香さんの引退のタイミング
そしてプロ野球でいえば、広島カープの黒田博樹投手の引退のタイミング。
一般的に見て、彼らの事例がベストな引き際であり、そのタイミングだったからこそ
引退後、充実したセカンドキャリアを築いている。と私は勝手に想像していました。
でも、彼女のブログの報告では、ソチ五輪で引退していたら、逆に
今も選手生活に未練を残していたかもしれない胸の内が書かれていました。
アスリートにとって、引退を決断するタイミングや気持ちについて
真央ちゃんは、改めて私に示してくれました。
最高の形で競技生活を締めくくることができなくても、自分が納得して終わることが
いかに大事で、自分が納得して終わるからこそ、第二の人生を
歩き出す勇気や決意が生まれるんだろうなぁ~と。
真央ちゃん、今までお疲れ様でした。そして今後も変わらず
真央ちゃんの新たな分野での活躍を期待しています。