皆さま、こんばんは。
ただいま当ギャラリーでは「齋木丘菫 書のノミ&調書アート50年」展を開催中。
ですが、本日はアートインナガハマ2016について
出展者アンケートから振り返りたいと思います。
「出展者アンケート」とは、出展された作家さんはご存知ですが
アートインナガハマ(通称AIN)に出展された作家さんにご記入いただいているアンケートで
このアンケートをもとに、スタッフの目線からでは わかりにくい当イベントの
改善点や評価点を、スタッフが知るために行っているアンケートです。
始めに、アートインナガハマでは5つの通り(ながはま御坊表参道通り・大手門通り・
ゆう壱番街通り・博物館通り・北国街道通り)と金屋公園・その東側(やわた通り一部)
にて募集・選考した作家さんが展示・販売するアートマーケットというブースが並びます。
さて、まず出展場所についてのアンケート結果について。
それぞれの通りごとに、出展場所について【満足・やや不満・かなり不満】という
選択肢を選んでいただいた結果、表参道通りが50%強、博物館通りが60%強、
大手門・ゆう壱番街・北国街道通りでは80%を超えて【満足】と回答いただきました。
しかしながら、(多分ほとんどの作家さんがメイン通りと意識している)大手門通りでも
毎回、不満のお声が出るのも不思議なもので、欲を言い出せばキリがないのかな・・汗
と思ったりもいたします。
(なお、ブログで述べる全ての意見は私の独断であり、アートインナガハマスタッフの
総意ではないことをご了解願います。)
次にAINのここが良いと思う点について。
断トツで42%の作家さんが、『スタッフ・の対応、商店街の方々の協力体制!』と
ご意見いただきました。次に『観光地での開催』『街並みの美しさ・街の雰囲気の良さ』
『来場者の多さ』合わせて30%と続きます。
その後、『お客様・地域の方々・作家同士の交流ができる』『街一帯がアートとなって面白い』
『子供から大人まで楽しめる工夫があり来場者の年齢層が広い』と続きます。
少数意見ではありますが、『主催者と出展者との一体感は他ではないもの』
『お助け隊があること』『お客様がモノづくりの話をよく聞いてくれるところ』などという
ご意見もありました。
そしてAINのここを改善したほうが良いと思う点について。
『改善点は特になし』というご意見が26%、4人に1人はこのままで良い!と
ご支持いただきました。次に『駐車場が遠い(もう少し近くに)』
『搬入・搬出・設営時間が短い点』合わせて30%と続きます。
『出展場所による格差が大きい点』『飲食ブースが少ない点』「リーフレットの写真が
白黒で見にくい・作家名と屋号のバランスが悪い点』『会場が広すぎる点』が
それぞれ4票ずつ。
少数意見として『出展料アップのペースが早い』『搬入時のスタッフの誘導がわかりにくい』
『ブース(テント)の大きさが一定でない点』『出展者の質=審査する目(モノサシ)が悪い』
『出品されているものが同じようなものばかり』等々、厳しいご意見もございます。
私はAIN以外のアート・クラフトイベントに参加したことが無いので、他と比べて
AINを評価することができないのですが、これらのご意見は、すべて反省会の資料として
スタッフの皆さまへお配りし、改善して行けるものは改善していきたいと思います。
AINの良い点に挙げられている『観光地での開催』や『街並みの美しさ・街の雰囲気の良さ』は
AINならではの長所でもありますが、裏を返せば、観光地・商店街での開催のための制約も
多々あり、AINのここを改善したほうが良いと思う点に結び付いている側面もあります。
なかなか難しい問題ですね・・・
ご意見をいただいた中で改善できる点があれば、速やかに改善して行きたいと思っています。
この続きは、次回のブログにてお届けします。
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